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チノパンツ

アメトラやワークにも根ざしてますが、実はチノはミリタリーこそが起源。雄々しくも上品な無二のパンツの出自を学びましょう!

日本に衝撃を与えたのは……マッカーサーのファッションでしょ!?

1945年8月30日、かのマッカーサー元帥が厚木飛行場に降り立ちましたが、実はこのときこそ、ある意味日本の服飾業界に“アメリカ”が上陸した瞬間なんじゃないかと!

レイバンに太チノという装いは当時の人々には衝撃だったはず。19世紀半ばに英国軍が生み出し、’37年に米軍も制式採用したチノ。

その完成形とも称される“41カーキ”は、指揮官クラスの制服だっただけあって上質生地が使われていて仕立ても丁寧。これが“軍物にして上品”という二面性を生み、チノがどんなファッションにも効く定番品となった理由なのかも。
 

現在のチノの原型とされる永世定番

1941年誕生
41カーキ

ヴィンテージ市場でも常に枯渇状態の傑作チノ。カリフォルニア綿をカーキ(ヒンディー語で土埃の意)色に染めた生地に、メタルボタン等の通好みな意匠がちりばめられている。

U.S.ARMYのメタルボタン
目印はU.S.ARMYのメタルボタン

後継モデル 43カーキと45カーキの見分け方

41を仕様変更した後継型も人気高し。個体差もあるが、そのざっくりした見分け方を知っとけばミリタリー通!

miniタリーコラム
ウエポン生地って正しく説明できる?

米国陸軍ウエスト・ポイント士官学校の制服

ウエポン生地というのは“米国陸軍ウエスト・ポイント士官学校の制服に由来する生地”のこと。一般的なチノクロスが単糸を使っているのに対し、双糸の綾織りで仕立てられているので、より丈夫で光沢も美しいのが特徴。
 
※表示価格は税抜き


[ビギン2019年10月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。

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