特集・連載
スタイリストに聞く! 衣類スチーマー朝の時短テク
いま人気のおすすめ衣類スチーマー徹底ガイド いそがしい朝の身だしなみツールとして、今や、アイロンを駆逐し、一家に一台という勢いですが、どれを選べばいいのか? わかりません……。とゆーことで、e-Beginが人気モデルを使って試して、勝手にランキング!? それに、スタイリストの佐々木さんも乱入して、知ってるだけでさらに時短&見た目良く仕上げられるスチーマー・テクも大公開。さらに、廉価モデルは使えるのか? 超ド級モデルの紹介まで、コレ読めば全部わかるオール特集です! この記事は特集・連載「いま人気のおすすめ衣類スチーマー徹底ガイド」#02です。
アイロンよりカンタン!? 初心者でもすぐに使える上級テクとは
忙しい朝でも、いちいちアイロン台を出さずにサッと使える衣類スチーマーですが、よりスピーディーで見た目さらにアップの朝の時短テクを、スタイリストの佐々木さんが実際に使いながらレクチャー!! よりカンタンにシワ伸ばしするための基本をマスターしときましょう!
スチーマーテク その①「面を作って軽く引っぱりながらスチームを当てる」
シャツをハンガーに掛けたら裾を軽く引っぱって面を作りながら、その上をゆっくり滑らせるように衣類スチーマーを当てていきます。布にスチームを与えると、水分が乾くときにシワが伸びますから、シャツの生地にスチームをしっかり貫通させるイメージです。




スチーマーテク その②「ジャケットを着るなら、シャツは前身頃と衿だけに重点を置く」
衣類スチーマーがアイロンに比べて早くシワ伸ばしできると言っても、シャツ一枚をくまなくケアすると、やはり4、5分はかかります。そこで、ジャケットを着るなら、ジャケットから外に出るVゾーンの襟と前身頃だけケアすることで、大幅に時間短縮できますよ。
スチーマーテク その③「ジャケットのスチームがけはラペルの段返りをふわっとさせる」
ジャケットのラペル(襟)の段返りは、ふわっと丸みを帯びていると高級感が出ますが、ラペルを立てて、裏側に衣類スチーマーのスチームを当ててやると、ふわっとさせることができます。見た目に大きな差がつきますよ。さらに、基本的にジャケットがウール素材の場合、生地から1cm程度衣類スチーマーを浮かして使います。


スチーマーテク その④「パンツは焦らずアイロン台で」
スーツのスラックスなどクリース(センタープレス)の入っているものは、アイロン台を使ってしっかりプレスしましょう。パンツやスラックスの生地がウールの場合には、あて布を使うのもお忘れなく。あと、裏技ですが、シワが一部にしかない場合、ハンガーに吊るした状態でスチームを十分にかけ、まだ熱いうちに両手で引っぱると、シワが消せます。


スタイリスト
佐々木誠さん
Begin本誌でも活躍するスタイリストさん。その知識はファッションだけにとどまらず、家電やプロ用家電もくわしく守備範囲は広い。
※表示価格は税抜き
写真/植野 淳 文/伊奈卓哉 スタイリング/佐々木 誠