特集・連載
来客用の椅子として、魅力的なデザインのフォールディングチェアはいかが
ネクストA級スタンダードモノ対決 ビギンはどこよりも「定番」を愛でると自負していますが、深くリスペクトし理解に努めている分、同ジャンルのNEXT定番にも目を光らせているんです。トロリーバッグにマウンテンブーツ、マウンテンパーカ、日用品まで、次の定番モノを徹底比較します。 この記事は特集・連載「ネクストA級スタンダードモノ対決」#05です。
来客用の名リリーフとして小洒落たフォールディングチェアを
来客用の椅子として、省スペース性に優れたスタッキングスツールを選ぶ人は多いでしょう。でもあれって背もたれがないじゃないですか。ならば、コンパクトに畳めるフォールディングチェアこそが最善の一手では??
アメリカ最初の鉄製折り畳みチェア
CLARIN[クラリン]
フルクッション
1925年考案、マジソン・スクエアガーデンなど公共の場で愛されるスチール製フォールディングチェア。4本の脚が必ず設地する安定性の高い構造。2万5000円。(P.F.Sパーツセンター)
モダンデザインの巨匠が手掛けた名作チェア
Roger Tallon[ロジェ・タロン]
TSチェア
TGVの車両をデザインしたことで知られる巨匠ロジェ・タロンによる、1977年デザインの名品。2016年の回顧展に合わせて再生産された。ビーチ合板製。3万5000円。(メトロクス)
フォールディング対決


欧米のスタイルを象徴するデザインが魅力の両者。クラリンはW47.5×H82.2(SH46)×D56.5cmで、畳み時は8cm+クッション分。ロジェ・タロンはW46×H73(SH45)×D46cmで、畳み時は2.2cm厚。収納性に限定すると、後者の驚異的な薄さには目を見張るものがある。
※表示価格は税抜き
[ビギン2019年10月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。