プルーフ（ぷるーふ） – 世界の職人ワザ大事典

コットン地にオイルを塗り込んで、コーティングを施し、高い防水性と耐久性を発揮するオイルドクロス。そのオイルを塗り込む作業をプルーフと呼び、部位ごとにオイルの量を調整したり、生地に染み込んだオイルの状態を丹念に確認しながら行う職人技である。

オイルドジャケットの象徴としてお馴染みといえば「バブアー」。19世紀の終わり頃にジョン・バブアー氏が手掛けた防水ジャケットに始まり、後に英国王室御用達のロイヤルワラントを3つ獲得するなど、その地位と名声は揺るぎないものとなる。

バブアーを代表する人気No.1オイルドジャケット「ビデイル」。

※本記事に掲載されている商品の仕様などの情報は、原則として2012年Begin9月号の特集に掲載された当時の情報となります。現在の仕様や情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。