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ハンドプレイテッドベルト(はんどぷれいてっどべると) – 世界の職人ワザ大事典


味があって伸び&型崩れに強い手編みレザーベルト
メッシュベルトは手編みのモノと機械編みのモノに大別できる。どちらでもいいように思えるけれど、じつは強いテンションを加えて編める分、前者のほうが伸びや型崩れがしにくいのだ。で、その手編みベルトを英語でいえば、すなわちハンドプレイテッドベルト。職人の手で編み上げられるため、概して機械編みよりお値段お高めとなる、ちょい贅沢なベルトである。

1970年代にラルフ・ローレン氏の依頼で、「ホワイトハウスコックス」が本格的なメッシュベルトを生産。つまり、ココんちがメッシュベルトのご本家ってコト。しかも当時と変わらず、今も手編みを堅持。丈夫なうえ、見た目に味があるそれは、極上のマスターピースといえるだろう。

一枚革にスリットを入れて短冊状にしたのち、手技で編み上げていく。ちなみにバックル取り付け部分には本体を別パーツで挟み、強度の高い3層構造にするチェイプ仕上げも導入。

アニリン仕上げのフルグレインカウハイド製のホワイトハウスコックスのメッシュベルス。黒、ニュートン、ハバナのほか、赤、ネイビー、グリーンもあり。幅32mm。
※本記事に掲載されている商品の仕様などの情報は、原則として2012年Begin9月号の特集に掲載された当時の情報となります。現在の仕様や情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
