特集・連載
いまや絶滅危惧!?となったスタンダードなマロリージャケットは湿気を避けて長く着よう!
今買うべき育てる<新>一生モノ 一生モノ候補には定番が多いけど、何気に今買っておかないと後悔必至の品々が存在します。そんな一生モノの手入れの基本や育て方のコツを達人に伝授していただきました。自分だけの傑作へ、耳寄り情報を押さえましょう。 この記事は特集・連載「今買うべき育てる<新>一生モノ」#04です。
いつまでもあると思うな!? スタンダードなマロリー
ナイジェル・ケーボンでも聞き捨てならない情報が!
プレス担当・吉田さんによると、「最近はウォッシャブルのジャパンツイードが好評で、代表作のハリスツイードを使ったスタンダードなデザインのマロリーは、絶滅危惧な傾向が。あまり大きい声ではいえませんが……」。
いつかは俺も!と思っていた皆さん、そろそろタイムリミットが近いのかも!?
Nigel Cabourn
ナイジェル・ケーボンのマロリージャケット
オーセンティックラインのマロリーといえばこのデザイン。ボディの素材にはハリスツイードを使い、肩や袖のパッチにはベンタイルコットンを採用。このスタンダードなデザインを求める人は早めにチェックしたほうがよさそう。13万円(アウターリミッツ)
「着たら除湿」を厳守で、肌のように馴染みます(吉田さん)
アウターリミッツ PRマネージャー 吉田さん
かくいう吉田さんも王道マロリー(写真下)を6年愛用しています。
「エベレスト登頂を果たしたジャケットがベースだけに、アウター感覚で着られるのが男心をくすぐりますよね。ギアとドレスの中間の姿も他にない魅力。無骨なハリスツイードとベンタイルが、体に馴染んでくるのも味わいがある。」と吉田さん。
about 6 years old
ハリスツイードの生地を毛羽立たせているモデル。風合いが増して体にしなやかに馴染んでくる。
「とはいえ湿気が大敵で型崩れ、毛玉の原因となるため、いつものジャケットとしてケアします。連日着ないという点も、一生モノにするためのポイントだと思いますね」。(吉田さん)
HOW TO オンリーワン!
~ナイジェル・ケーボン マロリージャケットの正しいケア方法~




アウターリミッツ PRマネージャー
吉田 聖さん
吉田さん愛用のマロリーは、ハリスツイードの生地を毛羽立たせているモデルで、風合い抜群。肩もピッタリでベンタイルが引き立つ。
※表示価格は税抜き
[ビギン2019年3月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。