特集・連載
体とのシンクロ率を高めるなら、毎日着やすい’60s復刻シングルライダース
今買うべき育てる<新>一生モノ 一生モノ候補には定番が多いけど、何気に今買っておかないと後悔必至の品々が存在します。そんな一生モノの手入れの基本や育て方のコツを達人に伝授していただきました。自分だけの傑作へ、耳寄り情報を押さえましょう。 この記事は特集・連載「今買うべき育てる<新>一生モノ」#03です。
シングルの名作も忘れてはならない!
秋から春にかけて、週5日はライダースを着用するという、ショット グランド ストア トーキョーの店長・鈴木さん。
「ワンスターがいいのはわかってますが、より着回しやすいシングルライダースの大定番、641XXという選択肢もありだと思います」。
これは’60年代のシングルの名作を復刻したもの。ちゃんと米国製で、日本限定というモデルでもあります。
「背中のアクションプリーツ、チンストやジッパーのカフスなど、バイカーに必要なディテールも忠実に再現しています。着やすさだけでなく、オーソドックスなライダースの魅力をしっかり備えてるのもいいんですよね」。
Schott
ショットの641XX 60’s
’60年代のシングルフロント、スタンドレザーモデルを復刻。逆ハの字の胸ポケからアクションプリーツまで、リアルなディテールも楽しめる。重厚なステアハイドは、体に馴染んでいく育てがいも魅力。米国製。8万9000円(ショット グランド ストア トーキョー)
できるだけ長時間着る! これが最大のケアです
ショット グランド ストア トーキョー 店長:鈴木 瞬さん
そしてシーズンごとに、さまざまなレザーで登場するのも見所の一つ。
「ただ一生モノという観点で選ぶならまずはステアですね。着るほどに自分の体型に仕上がってきて、ライダースはこのシンクロが醍醐味。艶が増して硬派なシワができたり、経年変化のおもしろみもステアが一番だと思います」。
about 10 years old
鈴木さんが約10年愛用しているショットのライダース。アームの硬派なシワがシンクロの勲章!
HOW TO オンリーワン!〜シングルライダースの育て方〜




ショット グランド ストア トーキョー 店長
鈴木 瞬さん
ダブルの傑作、ワンスターをはじめライダースは10着所有。シングルは着こなしやすく、スタイリングを考えるのも楽しみだとか。
※表示価格は税抜き
[ビギン2019年3月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。