特集・連載
NOT定番! だから長く着たいバブアーの1stビデイル
今買うべき育てる<新>一生モノ 一生モノ候補には定番が多いけど、何気に今買っておかないと後悔必至の品々が存在します。そんな一生モノの手入れの基本や育て方のコツを達人に伝授していただきました。自分だけの傑作へ、耳寄り情報を押さえましょう。 この記事は特集・連載「今買うべき育てる<新>一生モノ」#01です。
正しいケアを施して希少モデルを長く着る
バブアーのアウターは洗練と無骨さが共存する、男の一生モノ。なかでも今買っておかないと後悔間違いなしのモデルが1stビデイルです。
現行ではハンドウォーマーになっている上部のポケットもフラップタイプになっており、サイドベンツを備えた誕生当時のディテールを持つ通好みの仕様。
じつは、いつなくなってもおかしくない復刻モデルゆえ、入手は急いだほうが絶対吉!なんです。
Barbour
バブアーのビデイルオリジナル
1980年発売の初代ビデイルを復刻したモデル。ゆとりあるシルエットでハンドウォーマーがフラップポケット、コーデュロイの衿がやや大ぶりなのが現行モデルとの違い。4万9000円。(バブアー 渋谷店)
ダンボールを使ってムラなくオイルを入れます(大畑さん)
八木通商 メンズPR・大畑さん
八木通商 メンズPR・大畑さんの私物(写真下)は’80年代の1stビデイルですが、その復刻モデルを育て始めれば、数年後にはこんな深みある顔つきに。
about 10 years old
大畑さんの1stビデイル(写真上)は、10年前に古着屋で購入したもの。リプルーフ(抜けたオイルを塗りなおして補充すること)を怠らなければ圧巻のワックス顔に育つ!
「とはいえ、何も手を加えずここまで成長したわけではないんです」と大畑さん。
「ケアのポイントは、ジャケットを隅々まで温め、ワックスは液状に温めてからリプルーフすること。誕生当時と同じディテールを持つビデイルを上手に育てれば、ワックスドクロスの真価も大いに堪能できます!」。
HOW TO オンリーワン! 〜バブアー ビデイルの正しいケア方法〜




八木通商 メンズPR
大畑広志さん
バブアーやマッキントッシュなど、老舗ブランドを扱う同社のプレス。アウターはもちろん、革靴などのケア全般に独自の哲学を持つ。
※表示価格は税抜き
[ビギン2019年3月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。