特集・連載
女子も思わず飛びつく♀ウケお洒落なボアアウターの選び方
マル得アウター調査報告 この冬は本当にいろんなジャンルのアウターが大豊作! なかでも「ニッチなミリタリー」「復権ダッフル」「女子ウケボア」などアウターにまつわる今季注目のキーワードから、平成以降もお得に過ごせるアウターまで、あらゆるジャンルを一斉調査。ここに報告します。 この記事は特集・連載「マル得アウター調査報告」#04です。
何やら最近、ボアの女子人気が今まで以上。フワモコ素材は確かに女子が好きそ~! だけど目先の欲求に飛びつくのはちと早計。ちゃんと選べば、男子&女子ウケ両方狙えるんです!
ボアアウターはベーシックアウター型を選ぶべし
“硬派”をキープしつつ、女子ウケも期待大!
今、巷ではボアアウターに身を包んだ女子が増加中!……ってことは、とりあえずボアもの着とけば女子に大ウケするんじゃね!?
な~んて浅はかな考えが頭をよぎりがちですが、服好き諸氏なら女子ウケを狙うだけじゃなく、男子ウケお洒落もハズせません。ってことで導き出された解決策が、ベーシックアウター型を選ぶこと。アウトドアやワークの名作ジャケットに、ライダースやキルティングジャケット等々……。
元ネタはあくまで男の普遍的なアウターなんだけど、ボアに衣替えして鮮度をアップさせてるアイテム群なら、硬派な印象がキープされてて手持ちのアイテムとも馴染みやすい♪
にもかかわらず、人のよさが滲み出るフワモコパワーの恩恵にもあずかれて、女子ウケも◎。気持ちよさそ~!なんて触ってもらえちゃう可能性も♡ これを得と言わずなんと言う!(笑)
NIGEL CABOURN/ナイジェル・ケーボンのパイルジャケット
フワモコな見た目とは裏腹に、ベースは硬派な’70sアウトドアジャケット
1940年代のミリタリージャケットに使われていたアルパカのパイル素材を、1970年代のアウトドアジャケットに落とし込んだ、クラシカルなボアアウター。
ウール×アルパカの混紡ボアは、ナチュラルなムラ感と、ふっくら柔らか~い肌触りがウリ。見た目通り保温性もバッチリだから、冬場の主力として活躍してくれるはず。4万8000円(アウターリミッツ)


いつものアウター感覚でも、グッと好印象に!
存在感特大のボアアウターも、形がベーシックなら着こなし難易度も低め。合わせるアイテムで色やシルエット、素材感に趣向を凝らせば洒落感出まくり。ナイジェル・ケーボンのブルゾン4万8000円(アウターリミッツ) ヘインズのカットソー1900円(ヘインズブランズ ジャパン) ナナミカのパンツ2万6000円(ナナミカ 代官山) NPSの靴2万6000円(ジャーナル スタンダード 表参道) アイヴァン 7285の眼鏡4万2000円(アイヴァン 7285 トウキョウ)



スタイリスト
船戸 唯さん
ビギンの妹誌「ララビギン」で活躍する若手スタイリスト。男子ウケガーリーなスタイリングはもちろん、女心を具現化するスタイリングの幅広さに定評あり。
※表示価格は税抜き
[ビギン2019年1月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。