特集・連載
「俺もいい歳になったな」と思うミリタリー好きなアナタに。MA-1から“MK3”へ乗り換えのススメ
マル得アウター調査報告 この冬は本当にいろんなジャンルのアウターが大豊作! なかでも「ニッチなミリタリー」「復権ダッフル」「女子ウケボア」などアウターにまつわる今季注目のキーワードから、平成以降もお得に過ごせるアウターまで、あらゆるジャンルを一斉調査。ここに報告します。 この記事は特集・連載「マル得アウター調査報告」#01です。
ミリタリーはやはり男の定番。しかもここ数年はトレンド最前線だったこともあり、今、本当のモノ好きしか知らなかった“ニッチなミリタリー”も脚光を浴び始めています!
ガチ軍(ミリ)ファンの本命たる英&米軍のレアアウター
ここ数年、一大トレンドだったMA-1。もちろんその魅力は不変。とはいえ、街を見ればそこらのお姉様方も着てるし、いささかお腹いっぱい感は否めません。
そこで、より通な選択としておすすめしたいのが“MK3”。その名にピンとくる人はかなりの軍モノ通か軍人のどちらかでしょう。
最近古着市場で人気急上昇中の英国フライトジャケットは、衿付きの短丈シルエットがMA-1に比べてよりシャープな印象。どこか英国紳士のジェントルを感じさせる洗練顔で、大人にふさわしい品と無骨さを加味してくれます。
ロイヤルエアフォース、つまり英国王立空軍で1960年代から2010年頃まで採用されていたフライトジャケット。同シリーズでトラウザーズなども展開され、映画『エイリアン』でクルーのユニフォームの元ネタにもなった。
KAPTAIN SUNSHINE×BUZZ RICKSON’S×JOURNAL STANDARD
キャプテン サンシャイン×バズリクソンズ×ジャーナル スタンダードのMK3ジャケット
ジップ使いや短丈のシルエットは踏襲しつつ、オリジナルのコットンギャバジンからナイロン素材&中綿入りの保温仕様にアップデート。前立ての作りやヒップを覆ってトラウザーズと連結できる内側のディテールも健在。6万円(ジャーナル スタンダード 表参道)
英国官有物に入る“ブロードアロー”も再現!
裏まで抜かりなくガチ仕様
大人に着こなせる、衿付きフライトジャケット
ドロップショルダーが旬のゆったりリラックスシルエット丈は短めゆえに細身のボトムスにマッチ。バズリクソンズ×キャプテン サンシャイン×ジャーナル スタンダードのブルゾンは上と同じ。トゥモローランドのカットソー9000円(トゥモローランド) バーンストーマーのパンツ2万4800円(HEMT PR) クレマン×アーバンリサーチの靴1万7800円(アーバンリサーチ 神南店) アヤメの眼鏡3万5000円(アヤメ)






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[ビギン2019年1月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。