特集・連載
ベージュにボルドー差しで抜群の大人っぽさに!
春前提コートのススメ。 冬アウター=重衣料を買わないと、と思うことなかれ。ここ数年でインナーダウンが市民権を得たことで、アウターの選択肢はかなり広がっています。そこで、考えたのが「春に着られるコート」に先行投資、冬にも着る、というワザ! これでアウター寿命は倍になります♪ この記事は特集・連載「春前提コートのススメ。」#05です。
薄型コートへインナーダウン、ないしライトダウンをINすれば、冬アウターは春コートくらい薄くても全然イケるんです! それぞれ単体でも着用できるから、結果秋、冬、春と3シーズンにわたって活用可能!!となれば、そのお得を疑う余地はありません。
ですがお洒落の成否は、その色や素材のマッチいかんにかかっています。というわけで、絵になるコート&ダウンの鉄板コンボを、ビギンお馴染みの敏腕スタイリスト武内さんとともに厳選。コーデの解説もご参考にど〜ぞ♪
M’s BLAQUE/エムズ ブラックのフェイクスエードコート
デッドストックのフェイクスエードを素材に用いたステンカラーコート。その薄手、かつ軽量の生地はしなやかなタッチ。ゆったりしたシルエットと相まって、ドレープが美しく現れる。また、衿裏や袖口裏にはデッドスックのタイ生地があしらわれ、華やかな趣を添えている。6万8000円。(エディフィス 新宿)
解説
春先に映える色でもあるし、そもそもが男の定番色であるベージュは、アウターに取り入れやすいカラー。色合わせをそう選ばないのもベージュの持ち味ですが、とりわけボルドーとの合わせは大人っぽさ抜群! 気負わず、さらりと華やかな趣を添えることができます。(武内さん)



インナーダウンはコレ!
COMFY/コムフィのプルオーバーストレッチダウン
ナイロン92%、スパンデックス8%からなる伸縮性抜群の表地を用いた、プルオーバー型ダウン。キルトステッチへ沿うように配したポケットをはじめ、細部の作り込みも服好きの心をくすぐる。3万2000円。(ロストヒルズ)
セーターのようにズボッとかぶるデザイン
首元はリブニットを配したクルーネックデザイン。ストレッチ性に富む素材とのタッグによって、セーター感覚での着用が可能だ。なお裾は、ドローコードでギュッと絞れる仕様。
スタイリスト
武内雅英氏
兄弟誌の「メンズEX」でも活躍。ドレスとカジュアル双方に精通し、スタイリッシュ、かつ大人の品位あるコーデに定評がある。
※表示価格は税抜き
[ビギン2019年1月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。