特集・連載
あえての“デニム×デニム”で冬アウターも春アウターも準備万端!!
春前提コートのススメ。 冬アウター=重衣料を買わないと、と思うことなかれ。ここ数年でインナーダウンが市民権を得たことで、アウターの選択肢はかなり広がっています。そこで、考えたのが「春に着られるコート」に先行投資、冬にも着る、というワザ! これでアウター寿命は倍になります♪ この記事は特集・連載「春前提コートのススメ。」#04です。
薄型コートへインナーダウン、ないしライトダウンをINすれば、冬アウターは春コートくらい薄くても全然イケるんです! それぞれ単体でも着用できるから、結果秋、冬、春と3シーズンにわたって活用可能!!となれば、そのお得を疑う余地はありません。
ですがお洒落の成否は、その色や素材のマッチいかんにかかっています。というわけで、絵になるコート&ダウンの鉄板コンボを、ビギンお馴染みの敏腕スタイリスト武内さんとともに厳選。コーデの解説もご参考にど〜ぞ♪
REMI RELIEF/レミ レリーフの3レイヤー フーデッドコート
ココらしい味出し加工を施したライトオンスデニムに、防水&透湿性のある特殊フィルムと裏地をラミネート。見た目とは裏腹のハイテク3レイヤー仕様にした、前代未聞の一着だ。
シルエットはゆったりめ。シェルを彷彿させるミニマルな袖のデザインにも、新鮮味があふれる。4万3000円。(ユナイト ナイン)
解説
ヴェイパライズとゴールドウインのコーデではそれぞれの素材感にメリハリをつけましたが、ここではあえてのデニム×デニムで風合いを近づけつつ、濃淡を変えることでグラデーションを表現しました。パキッとしたコントラストがつかない分、マイルドかつ、落ち着いた表情に仕上がります。(武内さん)


インナーダウンはコレ!
DUFFER INDIGO LABEL/ダファー インディゴ レーベルのGジャン型ダウン
今季デビューした、インディゴにフォーカスする新レーベルより。Gジャンのデザインとダウンを融合させた、意外性満点のブルゾンだ。もちろん、単体アウターとしても活躍! 4万8000円。(ジョイックスコーポレーション)
デニム×ポリエステルの切り替えが表情の決め手
ボディには7.6ozのライトオンスデニムと、リモンタ社のポリエステルサテン生地を使用。マットなデニムと艶やかなサテンが生む落ち着いたコントラストに、モダンな趣が滲む。
スタイリスト
武内雅英氏
兄弟誌の「メンズEX」でも活躍。ドレスとカジュアル双方に精通し、スタイリッシュ、かつ大人の品位あるコーデに定評がある。
※表示価格は税抜き
[ビギン2019年1月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。