今季別注グラミチは“暖かな裏ワザ”だけど、超美脚シルエット!
うそ! 冬素材なのに全然もっさりしないじゃん!?
冬だからといってアウターばかりに目を奪われていてはいけません。寒くなっても必要なのがボトムスです。というか、基本的に重ね着ができないボトムスこそ秋冬素材モノを補強しないことには乗り切れません。よね?
で、ここ数年の実績で言えば快適、価格、美脚と三拍子揃ったグラミチをファーストチョイスにすべき。巷ではワイドパンツが注目とはいえ、さんざんお世話になっているブランドゆえ手持ちの服への取り入れやすさも段違いです。
狙い目は各ショップの別注モデルでしょう。ここで挙げる別注グラミチはいずれもスマート&脚長な美シルエット。そのうえで春夏以上に素材替えの“特性”が出しやすく、裏地が起毛していて持ち前の楽チンさに“暖かい”という気持ちよさも加わります。
1.アーバンリサーチ別注
ウォッシャブル ウーリーパンツ
生地・パターンともにアーバンリサーチの完全別注。大ヒットを誇るショップオリジナルのくるぶし丈テーパードパンツのシルエットを踏襲しているが、これがグラミチの名品NNパンツに近い感覚で穿け、かつ短丈なので新鮮。1万3000円(アーバンリサーチ 神南店)
ウール風のウォッシャブル素材で、チノパン的なタフさに伸縮性、フランネルトラウザーの起毛感を兼備。
名作パンツと同じ感覚でコーディネートできる
ユナイテッドアローズのスウェット1 万4000円(ユナイテッドアローズ 原宿本店) ニューバランスの靴9900円(ニューバランス ジャパンお客様相談室)
2.ジャーナルスタンダード別注
ヘリンボーン ニットパンツ
こちらもパターンからの別注型で、程よくゆとりのある中細の美脚パターン。表地は大人っぽさを醸し出す細かいヘリンボーン柄のニット。ポリエステル100%で非常に軽く、冬素材特有の重さは皆無。つまり楽チン。1 万1800円(ジャーナル スタンダード 表参道)
ヘリンボーンニットの裏地はフッカフカのリッチな起毛。足を入れた瞬間からすぐにぽっかぽか。
万能のグレーパンツ×トレンドのヘリンボーンの生地感
バブアーのニット2万3000円(バブアー 渋谷店) フリーマンズスポーティング クラブ×ランコートの靴5 万5000円(フリーマンズスポーティング クラブ ギンザシックス)
3.エディフィス別注
ニット フリースパンツ
定番NNパンツをベースに、エディフィスのオリジナルパターンを掛け合わせた<エバークリースパンツ>の冬素材バージョン。ステッチによるセンタークリースを入れ、ウエストバックルは品のよいメタルパーツに変更と上品な顔立ち。1万2000円(エディフィス 新宿)
表地はメランジのスウェット調で、裏地は写真のような起毛フリース。かなり厚手な素材だが、びょーんと伸び伸び。
パラブーツと好相性な“冬ミチ”ならではの重厚感
ウィリー チャバリアのジャケット4万円(ジャーナル スタンダード レリューム ルミネ新宿店) パラブーツの靴6万5000円(パラブーツ青山店)
3アイテムの生地の厚みを比較!
(右)アーバンリサーチ別注ウォッシャブル ウーリーパンツ
(中)ジャーナルスタンダード別注 ヘリンボーン ニットパンツ
(左)エディフィス別注 ニット フリースパンツ
今季は他にも美脚“冬ミチ”が続々!!



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[ビギン2018年12月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。