こう見えて実はハイテク！ 急な雨にも慌てない防水透湿ステン

通勤コートはもはや“ドレスポーツ”しか考えられない！

ウイークデーは毎日着ることになる通勤コート。だからこそ即戦力が必要で、その条件は「1.スーツに合うドレス見えである」こと。そのうえで、今どきは「2.スポーツ由来のハイスペック機能を備えたもの」が絶対！

単なるウール系の素材では弱点となる防風性はもちろん、ストレッチ性が半端ないチェスターフィールドコートや、濡れない＆蒸れにくいステンカラーなど、ちゃんとドレス見えでハイスペックなコートこそが毎日の快適に直結するんです。

結局、通勤時間が現代人の一番のアウトドアですから、昨今充実のこのジャンルこそ狙い目！

コットンの表情そのままアウトドアスペックに！
NANAMICA／ナナミカのゴアテックスステンカラーコート

ブランド大定番のゴアステンカラ―コートがリニューアル。従来よりも着丈を長く、肩幅と胸囲も一回り近く大きくし、ウエストのシェイプをなくしてトレンドのサイジングに。アームホールも大きくしてジャケットの上に着やすい設計。6万5000円（ナナミカ 代官山）
 

“ドレスポーツ”解説

表地にトレンチコートなどで使用されるコットンギャバを採用したゴアテックス。完全防水だが、着込むと経年変化が楽しめる。
 

便利な内側ファスナーポケ

タートルネックを合わせて温かみを加速

流行のゆったりシルエットだが、裾広がりのＡラインでクラシックな雰囲気。デ ボン ファクチャーのジャケット10万円、同パンツ4万8000円（以上、シップス 渋谷店）　R＆BLUESのニット1万8000円（R＆BLUESプレスルーム）
 

ナナミカのロゴ

これがポリ100％!?なメランジツイル
MACKINTOSH PHILOSOPHY／マッキントッシュ フィロソフィーのトロッターステンカラーコート〈ガトウィック〉

中綿にソロテックスを使用したライナーが付属。小ぶりの衿にチンウォーマーや袖タブもない、すっきりとしたミニマムでモダンなデザインなので、ビジネスシーンの優等生は間違いなし。もちろんストレッチする。6万2000円（SANYO SHOKA〈Iカスタマーサポート〉）
 

“ドレスポーツ”解説

ポリエステルながら梳毛ウールのような表情とソフトな風合い、メランジ感を表現。防水透湿・防風フィルムをラミネート済み！
 

ライナーは着脱可

ソリッドなスーツをさらに引き立てる

着丈90cm（40サイズ）とレングス長め。トゥモローランドのスーツ8万9000円（トゥモローランド）　エリコ フォルミコラのシャツ2万5900円、ニッキーのタイ1万7500円（以上、シップス渋谷店）
 

マッキントッシュ フィロソフィー　トロッターシリーズのロゴ

※表示価格は税抜き

［ビギン2018年12月号の記事を再構成］スタッフクレジットは本誌をご覧ください。