特集・連載
ボーン(骨)トゥビーワイルドな汁物~「インスタ萎え旨メシ」Vol.15
インスタ萎え旨メシ 「インスタ萎え」という言葉があるとか。要するにインスタ映えしないモノ、場所をそう言うらしい。でもね、インスタ映え重視ばっかりってオカシイと思いません? とくにメシについては。本来メシって味が一番重要でしょ! ということで、インスタ映えはしないけど、とにかく本当においしいモノを発掘していこうと思っとるワケです! その地味ながらも圧倒的なウマさにみなさんもハマること間違いなし!!……かもね!? この記事は特集・連載「インスタ萎え旨メシ」#15です。
沖縄 豊見城市「とみぐすく食堂」の骨汁
500円(税込み)
骨まで 骨まで 骨まで愛してほしいかも♪
旨い食べ物を紹介する例えとしてはヘンですが「食べ残しですか?」と言ってしまいたくなるそのお姿。「骨汁(ほねじる)」なんて呼び名もまた、あまりにワイルド過ぎます。ですがね、まとわりつく身肉(みしし)をほじくったり、ねぶったりしながら食べ進めると、その姿に反して優しく上品な肉の味わいに「嗚呼……❤」と小さく息を漏らしてしまうはず!? 肉の味は骨の近くが一番なんて話を聞きますがまさにその通り。そしてスープを飲むとカツオをベースとした出汁の滋味深い味わいに今度は「うふっ❤」となること間違いありません。この骨汁とご飯に漬物がついてたったの500円。「鳴き声以外は何でも食べる」といわれるほどの沖縄の豚食文化ですが、骨汁を提供する店はそんなに沢山はありません。なんでも骨汁はもともと沖縄そばなどの出汁を取る為に使用した豚の背骨などを再利用して提供するもので、つまり骨汁がメニューにある店は「ちゃんとよい出汁取ってまっせー」という目安になるといえるとか。酔っ払っていると、食べ初めなのか、食べ終わったのか、わからなくなるので、注意が必要です(笑)。
食後はこんな感じ。野菜だけがなくなったようにしか見えない……笑
「インスタ萎え」という言葉があるとか。要するにインスタ映えしないモノ、場所をそう言うらしい。でもね、インスタ映え重視ばっかりってオカシイと思いません? とくにメシについては。本来メシって味が一番重要でしょ! ということで、インスタ映えはしないけど、とにかく本当においしいモノを発掘していこうと思っとるワケです! その地味ながらも圧倒的なウマさにみなさんもハマること間違いなし!!……かもね!?
リポート/ライター 城間ハスキー