特集・連載
「ヴァンズはフツーに履いてるけど……」って人は、ハズシの大人スケシューを選ぼう!
どこよりも真面目なサーフ&スケートファッション学 「どうしてワーク&ミリタリーは定番でサーフ&スケートはそうじゃないの?」「波乗りやオーリーができないと着ちゃいけない感じ、なんなの?」「ヴァンズだけはスケートアイテムで取り入れてもよし!な窮屈な流れ、変えられないの?」「黒ビカリでムッキムキじゃないとダメ!みたいな雰囲気ムンムンだよね。」サーフ&スケートにまつわるエトセトラ。そんなトライしたいけど躊躇しちゃう、“モヤッと気分”を一発で吹き飛ばす。日常に生きるヨコノリ(サーフ&スケートの総称)名品を厳選買い説します! この記事は特集・連載「どこよりも真面目なサーフ&スケートファッション学」#06です。
ヴァンズの足元ハズシは今や当然。ただ、周囲を出し抜きたいなら、定番ブランドが展開するスケボーライン「SB(スケートボーディング)」を選ぶのが正解!
大人っぽさ満点のオールブラック
Nike SB/ナイキSB
ズーム ブレーザー LOW
1972年に登場した名作バッシュ、ブレーザーのDNAを継承するSBモデル。’80年代のスケートシーンを牽引し、その気さくな性格で人気となったランス・マウンテンの愛用シューズとして知られる。
サービス精神旺盛なスケート界のコメディアン ランス・マウンテン
しなやかな毛並みのスエード素材とスウッシュまでオールブラックに統一されたワントーンカラーは大人の着こなしにもハマる。
安定感と軽量性、高反発性を兼ね備えたズームエアを搭載。つま先には耐久性を高めるラバーが。1万円。(ナイキ カスタマーサービス)
ズームエアでクッション性◎
スニーカー界の巨星発のスケートライン
CONVERSE SKATEBOARDING/コンバース スケートボーディング
PRORIDE SK OX +
’80年代のアイコン、トミー・ゲレロがスケート時に愛用していたのがコンバースのオールスターといわれている。
ミュージシャンとしても活躍中のスタイルマスター トミー・ゲレロ
スケートともゆかりのある名門が、今年遂に国内初のスケートラインを始動させた。お馴染みのシェブロン&スターもさることながら、「+シリーズ」に採用されたリアルスケーター向けの本格スペックも見逃せない!
耐久性のある構造に加え、内部にはホールド感を高めるネオプレン素材を搭載。1万2000円。(コンバースインフォメーションセンター)
インソールは独自のリアクト HD
コートシューズから生まれた上品顔
adidas Skateboarding/アディダス スケートボーディング
マッチコート
スキルもキャラクターも今、注目度No.1の若手スケーターといえば、LA生まれのナケル・スミス。で、彼のシグネチャーモデルを擁するのがアディダスSBだ。
超絶スキルを持つ現代のカリスマ ナケル・スミス
往年のコートシューズをベースにした上品で控えめなルックスに、耐久性を高めるスエードのトウキャップや立体成形インソールなどのガチ仕様を搭載。飽きのこない一足だ。
黒スエードが大人っぽいイメージを強調。足をホールドする立体成形インソールもポイント。9990円。(アディダスグループお客様窓口)
衝撃を吸収するための高機能インソール
1.SB(スケートボーディング)ラインの定番顔を狙う
2.上品なスエード素材&モノトーン
3.スケーターとの繫がりを心得る
……とはいえ「やっぱりヴァンズを履きたい」って人にはコチラ
Vans/ヴァンズ
プロ オールドスクール
ヴァンズが独自に開発した「ULTRACUSHインソール」や耐摩耗性に優れたデュラキャップを搭載。1万1000円。(ヴァンズ ジャパン)
サーフラインと呼ばれる
サイドのストライプが目印!
足への衝撃を軽減する「ULTRACUSHインソール」
1978年生まれのオールドスクールは本来BMX向けだったが、スケーターの間で人気が爆発したためスケートシューズとしてアップデートされた歴史を持つ。通を気取りたいならトライ!
知ってて当たり前!?
“オーセンティック”と“エラ”の違い


そのため、衝撃を吸収する履き口のパッドなど細部に、スケーターのノウハウが注入されている。
スケートチーム「Z-BOYS」
※表示価格は税抜き
[ビギン2018年10月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。