【 2024-25 ビギンベスト100 】第71位〜80位
2024年にHITしたモノランキング「Begin Best 100」
年末恒例・疾風怒涛の100連発ランキング「ビギンベスト100」! 1万円札を諭吉と呼ぶ時代が終わっても、「もうええでしょう」なんてことは一切ございません。さぁ、今宵も一緒にバック・トゥ・ザ・2024!!!
ドレステリアのアイスクリアコットンポロ
今年はさらに品(ヒン)ヤリ〜
[選定理由]
冷感&光沢をマシマシ! 抗菌消臭機能も助かった
例年にも増して暑かった2024年の夏。進化したこのポロにお世話になった人も多いのでは? なにせ独自のアイスクリアコットンの接触冷感機能を向上させ、さらにシルケット加工を2回施すことで光沢も倍増させたこだわりの一枚でしたから。
おまけに綿100%ながら抗菌性と消臭機能も完備。デザイン面でも台衿付きゆえジャケットとの相性ヨシと夏の間中品ヤリ~な優れモノでした。1万1000円(ドレステリア渋谷スクランブルスクエア店)
綿100%なのに高機能!
河村勇輝
[選定理由]
【172cmにユウキを与えた】NBA入りを果たした日本が誇るスピードスター
漫画を超える活躍をしているのは大谷選手だけではありません。2024年に日本人史上4人目のNBAプレーヤーとなったメンフィス・グリズリーズの河村勇輝選手もそのひとり。
高校時代には日本一のタイトルを4度獲得し、Bリーグで当時の最年少出場・最年少得点記録を更新。2022-23シーズンにはBリーグ史上初の新人王とMVPの同時受賞を果たしました。日本バスケ界の至宝が世界一のスピードスターと呼ばれる日は近いでしょう。
ソコモのそこまで洗えるボトル
ソッコーで丸洗い
[選定理由]
発想の転換でボトルのボトルネックを解消
使用後のボトルを上向きで乾かすか、下向きで乾かすかで世のマイボトラーたちの意見は真っ二つに。その両派の主張を平定したのが、6月号のBB10で紹介したこのステンレスボトルでした。
底のフタもパカッと外せるから、風通しが抜群で、洗うのも楽々。上下関係なく丸洗いが可能です。長時間飲み物の温度をキープする真空断熱構造など機能性も優秀でした。今年だけで10万本を突破した大ヒット作に。50ml。各2178円(ドウシシャ)
名門ブランドの名入れサービス
ギフトの名案
[選定理由]
末長~く愛着を育めるオンリーワンギフトの作り方
贈る側の個性や気持ちをアピールできる世界にひとつだけのギフトとは? ビギンが辿り着いたのが、英米を代表する定番ブランドの名入れサービスでした。
じつはバブアーはフラップポケットや袖口にアルファベット文字を入れられる刺繍サービスを、レッドウィングはブーツのタンに贈る人&もらう人の名を記したタグを縫い付けるキャンペーンを行っているんです。シグネチャー入りの一生モノなら、もらう側の愛着もひとしおです♡
公式ストアで買ったワックスジャケットのみ対応。880円(バブアー パートナーズ ジャパン) タグ縫い付けは公式ストアで購入した希望者が申し込める。(レッドウィング・ジャパン)
無印良品&リーボックのコートスニーカー
無垢の良品
[選定理由]
合わせる服を選ばない、汎用性・オブ・ザ・イヤー受賞
その汎用性の高さにビギン編集部員が唸ったのが、異色のコンビが放ったコラボスニーカーでした。リーボックの名作コートシューズ「クラブC」をベースに、オール白のカラーリングやロゴの省略といったミニマルアレンジによって、卓越した汎用性を実現しました。
また、気泡を入れてクッション性を高めたカップソールなど履き心地も文句なし。すでに完売ですが、無印良品はこうしたコラボを今後も行っていく予定とか。乞うご期待!
着脱が楽々なヒールタブ
アルパカのメトロバックパック
首を長〜くして待っていた!!
[選定理由]
令和の通勤事情にマッチした、絶妙なサイズ感に感動したから
ビジネスデイパの定番サイズといえば20リットル。ただ、キャッシュレスやデジタル化が進む今の時代、日常使いには少々デカい。そんな隙間にジャストにハマったのがこのデイパでした。
容量は20リットルの6割である12リットルとコンパクトでありながら、14インチ対応のPCスリーブや充電器など荷物を整理整頓して収納できる優れモノ。「6割デイパ」と銘打って紹介後、500個以上が売れたとか。W25 × H42 × D15.5cm。1万4300円(アルパカ 公式サイト)
仕事道具を無駄なく収納
メイプルの3.6Pileボレロ
サブロク(3 × 6)でオハコ(=18)が進化
[選定理由]
名作の座にあぐらをかかない進取の姿勢に敬意を表して
羽織るだけでオシャレ上手に見える名作カーデがこの夏さらにパワーアップ。新開発の3.6パイルのウリは着用時に発揮される吸水速乾機能にあり。
一般的に拡散性残留水分率が60分以内に30%以下になることを吸水速乾機能というのですが、この素材は60分で3.6%という超速乾性を実現っ! 着用時に汗ばんできても、ドライタッチをキープします。まさに着るタオルな着心地は猛暑の救世主となりました。1万1000円(スローテンポ)
グンゼのアセドロン
[選定理由]
圧倒的な吸水速乾性で暑がりな男たちを救った
例年の猛暑によって関心が高まる夏の肌着事情。2024年の目玉といえば、グンゼのアセドロンでした。珪藻土から着想を得た独自開発の糸が、無数のスキマによって湿気を超スピードで吸収&放出し、乾燥させるテクノロジー。
「従来品に比べて吸水性は約2倍、吸放湿性は約25%向上とグンゼ史上最高クラスの快適性を実現しました」(日和さん)。あまりの好調な売れ行きに担当者も肝を冷やしたそう(笑)。1650円(グンゼお客様相談室)
売れすぎて……冷や汗かきました(焦)
グンゼ マーケティンググループ 日和 崇さん
リコーのPENTAX17
レトロ回帰でリコーメンド
[選定理由]
フィルムカメラの人気再燃を象徴する名門の新作
エモい写真が撮れるってことで、にわかに注目を集めるフィルムカメラ。中古しか選択肢がなかった中、名門ペンタックスが21年ぶりにフィルムカメラの新作を発売しました。
レトロな見た目に加え、手動巻き上げやリアルなシャッター音などアナログの醍醐味が満載。さらにハーフサイズフォーマットによって2倍の枚数が撮れる機能も。BB10で紹介後長らく品切れ状態が続いていたほど。8万8000円(リコーイメージングお客様相談センター)
2倍の枚数が撮影できる
エル・エル・ビーンのボート・アンド・トート Mバードウォッチャー
80年目の大“トリ”物
[選定理由]
綿谷画伯のイラストで彩られた歴史的な限定モデル
第80位を飾るのは誕生80周年を迎えた名作トートの限定作。前面にはこのトートを愛用するファッションイラスト界の重鎮、綿谷 寛画伯のイラストがドド~ン!
ヘビーデューティな出で立ちでバードウォッチングをするL.L.Bean坊やの姿に加え、往年の筆記体ロゴとその姿はまさにプレミアム。発売直後からファンの間で大トリ物に。ブルーは完売。W33 × H30 × D15cm。1万7600円(エル・エル・ビーン カスタマーサービスセンター)
※表示価格は税込み
[ビギン2025年2月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。