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Dec-16-2024

旅のプロ・佐藤健寿さんが選んだ、辺鄙な場所でも重宝する神アイテムはこの3つ!

神ギア_佐藤健寿さん

旅のカリスマが選ぶ3種の神ギア
海外出張が多い旅の達人に訊いた「これだけは必ず持っていく」旅の相棒ギア3選をご紹介。旅を快適に、楽しく、ドラマチックにするための道具とアイデアを公開します!

辺鄙な場所でも頼りになることが基準です

“!”か“?”どちらかのある場所を求めて120カ国旅しました。

佐藤健寿さん
フォトグラファー 佐藤健寿さん

『奇界遺産』シリーズ(エクスナレッジ刊)は写真集として異例のベストセラーに。写真展「佐藤健寿展 奇界/世界」は全国で巡回し13万人を動員した。TBS系「クレイジージャーニー」ほかTV出演も多数。東京・有楽町のSusHi Tech Squareにて松任谷由実さんと協力し、能登半島の復興を応援する写真展を開催中(12月25日まで)。

アメリカの大学に留学して写真を学んでいた時、課題の作品を撮るために、なんとなく子どもの頃から気になっていたネバダ州の“エリア51”(UFOにまつわる都市伝説で有名な米軍施設)に行ったのが旅にのめり込んだきっかけです。もちろんUFOが撮れるわけではありませんが、その旅が面白くて。撮影した写真も好評で、その後南米やヒマラヤを巡っているうちに気づいたら写真家になっていました。一年のうち2/3を旅していた時期もあり、これまで120カ国は旅しましたね。辺鄙な場所に行くことも多いので、撮影機材は別として、壊れたりしたら現地調達できない特殊な道具は選びません。それ以外の持ち物は極力シンプルで汎用性の高いものがいいですね。

 

佐藤健寿さん_撮影

トナカイを連れて遊牧し、トナカイを雪原でさばいて食すネネツ族という北極に暮らす少数民族をマイナス40度の世界で撮影した。

①M型ライカの伝統を受け継ぎつつ、高解像度化&携行性UP

ライカ_Leica M11p

Leica[ライカ]
Leica M11-P

M型ライカの伝統を受け継ぎつつ、高解像度化した最新現行機。「256GBの内蔵メモリもあるのでよほど大量に撮らなければSDカードも必要ないし、USB-C充電ができて充電器さえ必要ない。実際、アジアやアフリカの秘境部でもモバイルバッテリーから充電できたのはかなり便利でした」

②ハッセルブラッドのカメラが空を飛んでいるかのよう

ディー・ジェイ・アイ_
Mavic 3 Pro Cine

DJI[ディー・ジェイ・アイ]
Mavic 3 Pro Cine

ドローンは飛行性能だけでなくカメラ性能も高いDJI製を愛用している。「ハッセルブラッド製カメラを含む三眼カメラを搭載したことで、撮影の幅が大きく広がりました。1TBのSSDが内蔵されるなど機能も向上し、アレコレ付属品を持ち運ぶ必要がなくなったのも便利です」

③立てたまま開くから現場でも機内でも使いやすい

リモワ_Original コンパクト

RIMOWA[リモワ]
Original コンパクト

高品質な陽極酸化加工を施した、軽量で堅牢なアルミニウム製のスーツケース。「荷室が2つにわかれているので、片方にカメラ、片方にドローンという具合に機材入れとして現場で使いやすい。立てた状態で開くことができるので、飛行機内などでも重宝します」

【今買うならinfo】
①ライカの「Leica M11-P」151万8000円(ライカカスタマーケア) ※レンズ別売 ②DJIの「Mavic 3 Pro Cine Premiumコンボ(DJI RC Pro付属)」59万6200円(DJI) ③リモワの「Original コンパクト」22万9900円(リモワ クライアントサービス)

 
※表示価格は税込み


[ビギン2025年1月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。

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