【マッキントッシュ】着るだけで全身を格上げ! 紳士度も旬度も高いツイードコート
ご当地アウターで“いつか”行く世界遺産の旅
バックパックを背負って世界中を旅したい、のは山々だけどハードルは激高。ならば世界のご当地アウターを着て、各国の世界遺産を巡る旅を夢想してみては? 陳腐というなかれ、いつか叶うその日を夢見てお気に入りのアウターを愛でるのもロマンチックでしょう♪
英国紳士の装いで真摯な祈りを
格の高さは歴史の深さと比例するもの。歴代国王をはじめ、かのアイザック・ニュートンやスティーブン・ホーキング博士など、国家に貢献した人物が眠る墓所としても知られるこの大寺院は、1000年近い歴史を持つ=英国ならではの格にどっぷり浸かれる名所中の名所。
絢爛豪華なステンドグラスや尖塔アーチといった、ゴシック様式の代表的意匠をオンパレードした建物は、眺めるだけで自然と厳か〜な心持ちに。世界遺産が点在する紳士の国だけあって、つい機動力重視のカジュアルコーデで巡礼しがちですが、この大寺院には紳士な装いで真摯に向き合うのがマナーじゃない?
ってことで、どんな服を合わせてもオートマティックに格上げしてくれる、英国ブランドのコートの出番。みなまでいわずともマッキントッシュがその筆頭なんですが、代名詞のゴム引きコットンもいいけど、ツイード生地のコートもまた紳士度高めで寺院向き。
かと思えば老舗の妙技で一枚袖 × Aラインシルエットなんて旬度の高い仕様も散りばめられてるから、洒落感を犠牲にせず巡礼できそう。
英国の紳士像を確立した立役者で全身を格上げ
MACKINTOSH[マッキントッシュ]
ベルフォード
英国然としながらモダンな雰囲気を漂わせる、ブラウンベースのシェファードチェックを採用。しっかり暖をとれるツイード生地ながら、軽〜い羽織り心地がウリ。18万9200円(マッキントッシュ ギンザシックス店)
折り目正しいカジュアルで礼節を
バーンストーマーのパンツ3万800円(HEMT PR) ジョシュアエリスのマフラー7万5900円、フォックス アンブレラズの傘4万2900円(グリニッジ ショールーム) クロケット&ジョーンズの靴13万2000円(グリフィンインターナショナル)
コレも着たい! 英国のジェントルコート
INVERTERE × TOMORROWLAND[インバーティア × トゥモローランド]
ウールステンカラーコート
定番ステンカラーコートに、インバーティア社のアイコンでもあるダッフルコート用の本水牛トグルと革紐を備えた別注品。英国屈指の名門ジョシュアエリス社のヘリンボーンウールを採用。27万5000円(トゥモローランド)
Aquascutum WHITELABEL[アクアスキュータム ホワイトレーベル]
ギャバジン バルマカンコート
ギャバジン素材のバルマカンコートなんてザ・英国紳士なアイテムを、身体が泳ぐオーバーサイズへアレンジすることで今どきのユルさに。雨の多い英国を散策するには嬉しい撥水機能もあり。9万9000円(アクアスキュータム)
ウェストミンスター大寺院
[数多の重要式典の舞台となった英国国協会のシンボル]
かのビッグ・ベンを併設する世界一有名な国会議事堂「ウェストミンスター宮殿」や「聖マーガレット教会」など、近隣の歴史的建造物と併記する形で、1987年に文化遺産登録された英国国教会の教会。11世紀に建立されて以来、何度も改築を重ねたゴシック建築の傑作は、国王の戴冠式やロイヤルウェディングの舞台となることでも著名。
※表示価格は税込み
[ビギン2025年1月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。