【ラベンハム、マッキントッシュなど】暖冬の主戦力になる英国製ライトアウター
とことん冬を乗り越えるライトアウター革命
ここ数年は暖冬傾向。本格的な冬到来までの僅かな期間しか着ない、軽めのブルゾンやコートにあまりお金をかけたくない人もいるでしょう。季節の繋ぎのつもりが、着こなしを工夫しながら真冬まで着続けていた…なんてことも多いのでは? とすれば、軽めのアウターこそ、イイものを選ぶのが賢いと思うんですよ。そこで今回は、大英アウターが暖冬の主戦力だ!!と高らかに提唱。由緒正しき英国ブランドのライトアウターであれば、様々な着こなしを大人に格上げ。ビギンが見繕った英国逸品アウターをぜひチェック!
ダッフルコートの名手による3シーズンパーカ
GLOVERALL(グローバーオール)
グローバーオールとくれば、ダッフルが思い浮かびますが、旬のリバイバルアイテムだけあってこの冬は街に溢れそう。となれば、同ブランドが誇る「じゃないほう」のヨクデキコートで周囲の裏をかきましょう。
ミリタリーパーカからインスパイアされたベネット パーカは大ぶりのフードや裾のフィッシュテイルが特徴的。モッズコート風の軽快なスタイルに英国の老舗生地メーカー、ブリティッシュ ミラレーン社のワックスコットンが英国アウターらしい風格を付与します。
サラッと羽織るだけでサマになりますが、腰のドローコードを絞って、シルエットにニュアンスをつけるのも一興です。
気になる防寒性も、着脱できるライナーベストがついているから、真冬だってOK。汎用性ピカイチで、今買えば、春先までの活躍を期待できるパワーアウターです。
春先まで活躍するウラ・ダッフル
ベネットパーカ
ワックスドコットンの名門、ブリティッシュ・ミラレーン社のドライワックスコットンは、丈夫で撥水性に優れるほか、経年変化による味わいも絶品。ダッフルにも使われるメルトンのライナーは保温性も◎。14万3000円(アソシエイテッド・インターナショナル)
フードのひさしはステッチで補強
ライナーは英国伝統のタータンチェック
ニットに羽織るだけで圧倒的な存在感を放つ
ドルモアのニット5万1700円(シップス インフォメーションセンター) レミ レリーフのパンツ2万3980円(ユナイト ナイン)
ニットの名門が手掛ける究極のニット用アウター
JOHN SMEDLEY(ジョンスメドレー)
人の冬コーデに欠かせないハイゲージニット。ただ、アウター選びが意外と難しく、ウールのものを合わせると、ちょっと重くなってしまうんですよね。何かいいものないかな~と探してみたら、なんとハイゲージニットの本家本元で格好のライトアウターを見つけちゃいました!
編集部員が思わず唸ったのは表地の素材使いでした。伊オルメテックス社のコットン × ポリのグログラン生地は上品な微光沢となめらかな質感が持ち味。
ハイゲージニットの上に羽織るとニットとコントラストが生まれ、グッと洒落た雰囲気に。装飾性が削ぎ落されたミニマルデザインもニットの上質さを際立たせます。
シルエットはゆったりしているから、真冬はインナーダウンを着込むことも可能。ニットを知り尽くしたジョンスメだからこそ作れた最強のニット専用アウターです。
ニットにこそハマる極上ライトアウター
コットンポリエステル アノラックジャケット
ロングシーズン着られて、合わせる着こなしも選ばないフード付きブルゾン。ラグジュアリーメゾン御用達のオルテメックス社のグログラン生地はリッチな質感に加え、耐久性と撥水性を兼備した機能素材だ。13万2000円(リーミルズ エージェンシー)
しっとりとした光沢が大人の色気を演出
裾のドローコードでシルエット調整可
ハイゲージニットの上品さが際立つ
キャバンのニット4万2900円(キャバン 丸の内店) サンディニスタのデニム1万9800円(トゥー・ステップ)
※表示価格は税込み
[ビギン2024年11月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。
※表示価格は税込み
[ビギン2024年12月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。