週7履ける伝統ブーツ
上品スエードで雨雪OKのシーンレスな「テクニカルサイドゴア」最強説を唱えたい
アウトドアブーツ最前線
2024年夏もサンダルとスニーカー頼りだったけれど、そろそろブーツが恋しいんじゃない? 「今すぐ履けて、しかもなが~く使えるブーツってなんだろう?」と考えた結果、答えはアウトドアブーツにありました。「いま欲しい」が必ず見つかる“ブーツ前線”はすぐそこです!!
アウトドア仕様のサイドゴア=最強説を唱えたい!
チャンピオンのパンツ1万1000円(チャンピオン ブランドハウス シブヤ トウキョウ)
「テクニカルサイドゴア」の万能っぷりに勝るものなし! ――街でも履けるアウトドアブーツにおいて、ビギンが導いた結論がコチラです。タフなアウトソールと対候性の高いアッパーとを兼ね備えたサイドゴアを勝手に「テクニカルサイドゴア」と命名しちゃいましたが、どうです?
まずブーツとして抜群にハンサムでしょう。脱ぎ履きの合理性を追求したサイドゴアは、元を正すとフォーマルな位置づけのブーツでした。英アルバート公や昭和天皇が愛用したエピソードも残される、星付きレストランにも履いていける靴なんです。
そんなきちんと感も備わるサイドゴアに、アウトドア仕様のタフさと機能性がハイブリッドされたら?
由緒正しきブーツもシーンレスで!
「ザ・ノース・フェイス」のテクニカルサイドゴア
氷雪対応スペックという「ザ・ノース・フェイス」の一足で目につくのは、耐久性を高めるために採用されたシンセティックスエードのアッパー。
品のいいスエード調でしっかり防水仕様
カジュアルにも上品にも振れるからコーディネート対応力が高く、またアウトソールにはヴィブラム社製の頑強なソールが備わります。
氷雪でも滑りにくいグリップ力のあるソール
濡れた氷の上でもグリップするラギッドなものゆえ、都心から田舎道までリアルに履き回せる! ここまで万能な週7ブーツ、ちょっと他では見つからないでしょう。
上品スエードの軽々サイドゴアこれが雨雪OKだなんて
THE NORTH FACE[ザ・ノース・フェイス]
アイスショットサイドゴア WP
シンセティックスエードの防水透湿アッパーを持つテクニカルサイドゴア。思わず「軽っ」と唸るほど軽量で、緑がかった色味も絶妙にアーバンだ。10月発売予定。2万3980円(ゴールドウイン カスタマーサービスセンター)
締め付けの少ないコンフォートな履き口が◎。
★雨の日もOK! 天気不問
★ドレッシー顔とタフなソールのギャップ
★アウトドア色を強めるなら幅広が良し
スタイルで選べる多機能サイドゴアブーツ
「テクニカルサイドゴア」タイプ別CATALOG 全9選
[カジュアル向き①]Barbourのニンバス
本場のチェルシーブーツにインスパイアされたシンプルなデザインながら、フロントのロゴでキャッチーに。つま先を囲うように配されたガードも存在感たっぷり! 1万5400円(バブアー パートナーズ ジャパン)
[カジュアル向き②]SORELのスラブタウン62 チェルシー WP
ラバーとEVAをミックスした軽量のアウトソールは、グリップ力もさることながら摩耗しにくいのが特徴。防水加工された艷やかなレザーは育てがいがありそう! 2万6400円(コロンビアスポーツウェアジャパン)
[カジュアル向き③]AIGLEのソフトレイン2
ラバーブーツに代表されるエーグルの一足は、高いグリップ力とクッション性を兼ね備えたソールに吸い付くようなフィット感の”新感覚ラバー”を搭載。一度履くとやみつきに! 2万900円(エーグルカスタマーサービス)
[モード色強め①]YOAKのダート
「シャツに合う靴」をコンセプトにする日本ブランド。アッパーだけでなく革内部の繊維層にまで撥水、防水、防汚加工を施し、ハンドステッチの細かな芸と相まって、清潔感と機能性を両立させた一足。4万5100円(ヨーク)
[モード色強め②]SHAKAのトレック チェルシー AT
全地形に対応したブランドでおなじみの「ATソール」だけでなく、アッパーに撥水・難燃加工を施しシーンレスに。またインソールには抗菌・防臭機能も備え、快適さもアップ! 1万8150円(ブルームーンカンパニー)
[モード色強め③]Blundstoneのオリジナル ヴィーガン(BS2116 200)
豪州生まれの定番サイドゴアブーツ。アッパーには動物性由来の物質を含まないonmicro®マイクロファイバーを採用し、環境に優しい選択が可能に。ライニングは抗菌機能を備える。2万9700円(シードコーポレーション)
[ドレスライク①]SPINGLEのサイドゴアブーツ(SP-1902)
凍結路にも対応するビブラム社の「ARCTIC GRIP」と、表面には高い防水性と透湿性のゴアテックス仕様レザーを採用した全天候対応型ブーツ。軽量でスニーカーライクに履くことができる。4万1800円(スピングル)
[ドレスライク②]REGAL Shoe&Co.のサイドゴアブーツ
ビブラム社製のソールを採用し、長時間の歩行に耐えうる屈曲性と軽量性で人気を博している一足。ちらっと見える赤いライニングでエレガントな雰囲気を醸している。5万600円(リーガル シュー アンド カンパニー)
[ドレスライク③]madrasWalkのサイドゴアブーツ(MW7604)
水を侵入させず、水蒸気を発散させるゴアテックス ファブリクスがインナーに組み込むことで快適さをキープ。アッパーからアウトソールまでソリッドな見た目で、ビジカジスタイルにもハマる! 2万5300円(マドラス)
※表示価格は税込み
[ビギン2024年10月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。