
重要度の高いアイテムは濡らさず守るべし!
もともとは自転車のレース時、選手へ補給物資を渡す際に使われるバリバリのスポーツギア…だったはずが、今じゃすっかり休日カバンの新潮流として大注目のサコッシュ。
あらゆるブランドがこぞってリリースする人気銘柄になってますが、何を隠そうこのサコッシュこそ、パーフェクトな雨対策を講じた大作をしっかりと選び抜かなければならないんです。
というのも、コンパクトなサイズ感をウリとするサコッシュは、本来必要最低限の荷物を持ち運ぶのに適したアイテム。財布にスマホに加熱式たばこ…。とりあえずコレだけ持てば十分!という重要度の高~いアイテムを持ち運ぶバッグだからこそ、浸水なんてもってのほかってわけ。
ってことで、ここでは巷に星の数ほどあふれるサコッシュの中でも、すこぶる雨に強い大作たちを一挙にご紹介いたします!
雨に強い! サコッシュ9選
ワイルドシングスのサコッシュショルダー
耐久性と耐水性、どちらの要素もすこぶる重要視される、テントやヨットの帆などに使われる特殊素材“X-pac”を採用。軽さに反比例するタフネスぶりは、雨の日の強~い味方に。W26×H21cm。4500円(ビーバー 渋谷店)
エフ シーイーの ノーシーム トラベル サコッシュ
特殊な機械を使って生地を超音波で貼り合せることで、無縫製&高い防水性 を実現した“DRY”シリーズのサコ ッシュ。さらに止水ジップ、付属のインナーケースと雨対策にぬかりなし!スマホをすっぽり収納できるインナーケースが付属するので、とくに濡らしたくない!って必需品も厳重に保管可能。 W21×H13×D4cm。1万円(ルート)
コモンエデュケーションのマルティプル ポーチ
ボディには引き裂き強度と耐水性に優れるセイルクロスを使用。ファスナー中央部分の上下に設けられたループを上下に引っ張れば、簡単に開閉できる特殊な仕様も、街使いには便利。W18.5×H22cm。4500円(ソーズカンパニー)
アクシーズクインのヤマバッグ(小)
ターポリン生地は水にも強度にも優れるうえ、万が一内側に泥汚れなどがついても水洗いできるという優れもの。傷にも強いので、名前通り山のアクティビティなんかに使うのもアリ。W20×H24×D5cm。2400円(vic 2)
ポーターのポーター ミュゼット
コーデュラ®ポリエステルキャンバス生地にテフロン®加工を施すことで、高い撥水&防汚機能を実現。ってだけでも凄いのに、生地の裏面にウレタンコーティングを4 回も施してるから、水への耐性は十二分。W33×H23cm。5700円(吉田)
アンドワンダーのシルサコッシュ
ミニマルな見た目とは裏腹に、ボディには米・インビスタ社のシリコンコーティング済みコーデュラナイロンを使用。耐摩耗性と撥水性をとことん追求した、機能派サコッシュだ。W33×H23cm。1万円(アンドワンダー)
ザ・ノース・フェイスパープルレーベルのライトウェイト ショルダーバッグ
都会派アウトドアの旗手も、当然雨大作サコッシュに着手。シリコンコーティングを施したコーデュラ®ナイロンを採用しているから、軽くて丈夫で水への耐性も言わずもがな。W30×H22cm。5500円(ナナミカ マウンテン)
コンフィ アウトドア ガーメントのCOG UL サコッシュ
1915年に米国シアトルで誕生した老舗。透けそうなくらい薄いのに防水性と耐久性どちらも◎なキューベンファイバー生地を採用している。独特のシワ感もユニーク。W30×H23.5cm。9000円(フリークス ストア渋谷)
カリマーのトレックキャリー サコッシュ
開口部が前折り式だから、より水への備えもバッチリ。フロントパネルにはメッシュポケットとファスナーポケットを2つ完備しているので、小物類の仕分けもしやすいはず。W22×H22×D9.5cm。2500円(カリマージャパン)
※表示価格は税抜き
[ビギン2018年7月号の記事を再構成]
写真/上野 敦(プルミエジュアン) 文/礒村真介 黒澤正人 宮嶋将良(POW-DER) スタイリング/近藤有倫 ヘアメイク/HACH(I Bello) イラスト/田中 斉