イラ立つ暑さのなかでもツイしちゃう(笑)
チョイの外飲みは……気持ちよくなる七つ道具で機嫌上戸になる
熱帯夜すら心地イイ〜
夏の仕事終わり、家路の途中で飲んでしまうのはなぜでしょうか。気分はさながら日中の渇きを潤す水分補給のよう(笑)。
近年、ワン缶も街のそこかしこで見られるようになり、さらに飲食店も活況を見せつつあります。キンキンに冷えた飲み物、それ自体は“涼しい”ですが、夏の夕暮れでは、汗は出るわ、虫がいるわ、で気持ちよくないですよね。
そんなのでシラけないために頼りたいのが下の7つ道具。ところで、一部のアパレル業界で退勤後のワン缶が伝統らしいですが、一説によるとその発祥はVANのスタッフなんだとか……。そう、ワン缶や“家以外で”という意味の外飲みは、日本特有の文化。
そこで、7つ道具による外飲みの暑さやイライラ対策とともに、今こそ心に留めてほしいのは、外飲みのお作法です(後述)。涼しく、それでいてスマート。2つの意味で“クール”でないと、周りはなんだか興醒めですからね。みなさんも心当たりがあるかも?
粋な人は汗を感じさせない。そうして気持ちのイイ機嫌上戸になるべく炎天下の外飲みをエンジョイ! 日本の夏はまだまだ長い!
記事冒頭写真:アーバンリサーチのジャケット2万5300円、同パンツ1万7600円(アーバンリサーチ ルミネ有楽町店) ジョン スメドレーのポロシャツ4万2900円(リーミルズ エージェンシー)
気持ちよくなる七つ道具
①アフターファイブに背中を冷やしてつい寄り道♪
SML[エスエムエル]
マルチファンクショナル デイパック+アイスパック
背中が蒸し暑い夏のデイパ事情。別売りの保冷剤を背面の専用ポケットに収納すれば、仕事終わりの外呑みだってひんやり快適に。バッグW33×H42.5×D24cm。1万5950円、保冷剤W14×H20cm。660円(井野屋)
②首元の日差しを除けながら汗のストレスをクイック解決
POST GENERAL[ポストジェネラル]
PGクイックドライフーディタオル
日焼け対策で見落としがちな首元を日差しから守るフーディー型タオル。水に濡らして振ることで表面温度が下がり、クーリングタオルとしても活用できる。W120×H60cm。各1760円(クレエ POST GENERAL事業部)
③こそこそ日陰に隠れずに頭隠して堂々とそぞろ歩き
コカゲル®
Begin別注 体感温度-10℃のジェットキャップ
キャップ内側は、国内特許の直射日光を跳ね返す遮熱仕様。日差しによる熱を最大65%カットし-10℃の体感効果を得られる。さらに紫外線・近赤外線も遮蔽し、日陰探しとはもうおさらば。4840円(Beginマーケット)
④うっとうしいお邪魔虫を寄せつけないスマート蚊取り器
braaa[ブラー]
カノクス
KINCHOと共同開発した電池式蚊取りは、カラビナ付きなのでベルトループなどに吊るしスマートに持ち運べる。カートリッジは交換式、単4電池2本で約240時間の使用が可能。W57×H113×D26mm。各4950円(ブラー)
⑤缶はキンキンに冷えたまま御守り代わりにぶら下げる(笑)
cobmaster[コブマスター]
コーデュラリップ カンウォレット
保冷用アルミ素材を搭載した内側に、350ml缶を収納すれば、冷たいまま飲み物を持ち運びできる財布。外側は防水性に優れたナイロン生地で、つい飲み物をこぼしても問題ナシ。W13×H10×D4.5cm。2200円(ギャレット)
⑥靴の中のムレを防ぐ夏こそ履きたいソックス
YUQRI[ユクリ]
パフパイルショートクルーライン
1日50足程度という生産力で丁寧に編み上げることで、ふっくらと最高の履き心地を実現。吸水性の高いパイル生地で、これから暑くなる季節にもムレにくい。イヤ~な夏場の汗の臭いの軽減も期待大。各2750円(TTIME)
⑦風は涼感とともに風流も味わうのが趣深い
Pt.Alfred[ピーティーアルフレッド]
ギンガムチェック扇子
東京・恵比寿の名店が、京都の老舗「舞扇堂」に別注をかけたコチラは、フレンチスタイルなギンガムチェック生地の粋な一本。ファンで涼むのもよいが、あえてアナログな風を浴びてみては? 4950円(Pt.アルフレッド)
気持ちのイイ呑兵衛の
“外呑みお作法5か条”
一、体にアルコールを慣らすために一口飲んだあとは5分は空けるべし!
二、用便で慌てないようにお手洗いの動線を確認すべし!
三、イートインでガチ呑みはみっともないのでなるべく屋外か自宅でプシュ缶すべし!
四、せっかくの呑み談義はスマホを伏せて人と目を合わせるべし!
五、沙汰を起こさないためにも絡む相手は選ぶ、否、まず絡まないようにするべし!
※表示価格は税込み
[ビギン2024年7月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。