【サムソナイトなど】ホテルのあの悩みを解消!トロリー選びの新機軸“トレジャートロリー”
宝箱のようにパカッと開く!!
“トレジャートロリー”と覚えよう
客室に入りまず悩むのは置き場。動線を避け…スペース圧迫せず…荷物の出し入れに便利な位置に…。円安の今、そんな広い部屋のホテルいくらよ(涙)、狭い部屋でやっとですよ……そんな気持ちを察したトロリーメーカー各社が近年注力するのは、一方の側面がフタのようにパカッと開く宝箱のような設計。
今までも一部存在はしましたが、近年急増しつつあるビギン命名「トレジャートロリー」は、世の大半が直面したことのある先の悩みを解消する、当たり前の選択肢となりそうです!
シルバーのボディにブラックのパーツ使いがクールな、サムソナイトを例に。詳しくは後述しますが①天面がパカッと開くため占有面積は従来の1/2♪ ②引き出しのようにモノの出し入れが楽チン♪ ③荷物パンパンの片面を持ち上げる必要がないから腰にもいい♪
今までのストレスをスイスイ~と解消しながら、従来のロック部分はエキスパンダブル仕様に! 省スペースでも現地での買い物は制限しない新ジャンル「トレジャートロリー」は、ロングトリップの新たな成功法になりそうです。
例えホテルの部屋が狭くても省スペースで便利♪
Samsonite[サムソナイト]
ユニマックス
腕時計のヘアライン仕上げのような美しいシルバーボディがクールな、約105Lの海外旅行サイズ。サスペンションを内蔵しブレーキ機能を備えたホイールが、スムーズな操作と静かな携行を叶えてくれる。フタとなる天板内部にもポケットを完備し、アメニティなどの小分け収納に対応。コンパートメントにはディバイダ―が内蔵され、立てたときの荷崩れを防止する。W50×H75×D33(拡張時37)cm。9万5700円(サムソナイト・ジャパン)
スティル バイ ハンドのジャケット3万5200円、同パンツ1万9800円(以上、スタイルデパートメント) ビームスのスウェット1万2100円(ビームス 原宿) ヴァンズ ヴォルトの靴1万2100円(ブルーウッドbyハンドイントゥリーPR)ビームス プラスの帽子8250円(ビームス プラス 原宿)
3大メリットについて、もう少し詳しく解説。ひとつでも当てはまったらアナタはトレジャートロリーを選ぶべき旅人かも!? 従来的トロリーをイメージしながら御覧ください♪
[①開いてもホテルの部屋を圧迫しない]
従来の均等に1/2スライスされたような設計のトロリーは、一番広い面×2のスペースが必須。対してトレジャートロリーは、見てわかる通り専有面積はそのまま。客室内動線の片隅に置いてもさほど気にならない♪
[②モノが入れやすい、取りやすい]
従来のトロリーでは、一番遠い位置にあるモノを取るとき身を乗り出していたもの。それがこれなら、ただ覗き込むだけ! 天板も小分け収納になっていて、細々したアメニティ類を入れておけば、底面の探索も必要ない。
[③閉じやすく腰にもいいハズ(笑)]
両サイド荷物パンパンのトロリーのロックを閉じるのってじつはかな~り腰にくるもの。フタをパタン♪と閉じてジッパーするだけのトレジャートロリーは、出かける直前に腰を痛めて一日をムダに……なんて心配もない。
トレジャートロリー発見!!“2万円台で十分機能派”
2大ハイコスパトロリー
【AMERICAN TOURISTER[アメリカンツーリスター]】
90年以上の歴史を持つ米国の国民的ラゲッジブランドで、世界100か国で展開。丈夫で使いやすく、ハイコスパな点が人気の所以だ。
¥29,700
キュリオ
ユニマックス
ショートトリップにいい55サイズはなんとU-3万円! でありながらサスペンションやエキスパンダブルなどユーザーフレンドリーな機能が充実。蓋部分にもマチ付きポーチのような収納が備わり、細々した荷物もすっきり運べる。外装は丈夫で軽量なポリプロピレン製。W35×H55×D25(拡張時30)cm。2万9700円(サムソナイト・ジャパン)
エキスパンダブル
13〜20%増量。センター開きではロックがあった部分に拡張機能を搭載。最大20%容量UPするため少々お土産を買いすぎてもOK。とはいえ限界はあるので調子に乗りすぎないよう(笑)。
サスペンションホイール
歴史あるヨーロッパの街の石畳でも安心なサスペンションを搭載。走行時の騒音も軽減してくれるし、長時間ゴロゴロ引いても快適。スムーズな走行、旅では大事な要素でしょ?
【innovator[イノベーター]】
シンプルかつベーシック、機能的なモノ作りで日常を快適にするスウェーデンブランド。トロリーの他トラベルアクセも展開する。
¥23,980
INV50
ユニマックス
コンパートメントを大・中・小と計3室搭載し、シーンや行き先に応じて荷物の仕分けが可能。側面や底面にも固定ハンドルを設けることで、階段の昇降や持ち上げがラクに行える工夫がなされている。また、日本国際線の航空機客室への液体持ち込み規定に準拠したオリジナルポーチも付属する。W35×H55×D25cm。2万3980円(トリオ)
3room収納
従来のセンター開きの設計を踏襲しながら、フロントに14インチPCまで収まる独立コンパートメントを装備。内部の仕切りを開ければメイン室にアクセスでき、宝箱のように使える。
ブレーキ機能
側面にはワンタッチでオン⇔オフが切り替えられるブレーキを搭載。電車やバスでの移動時もこれで安心なのだ。静粛・耐久・快適性に優れた日本ブランドの足回りを採用している。
※表示価格は税込み
[ビギン2024年6月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。