「カメディ」のヒートイット

かゆみ止めDX

ドイツのメーカーが考案したスマホ連動アイテムで、医療機器として最高水準の規格に適合。医学的有用性に関してもエビデンスが取られている、至って真面目な蚊対策の一手段だ。アプリ経由で起動させ、max約51度で4～10秒ほど患部に当てるだけ。iPhone用、アンドロイド用の2種類がある。各6800円

×印でなく加温アプリでかゆみ対策に爪痕を残す！

Lightning もしくはUSB-C接続の2種を展開し、スマホに装着して当てるだけ。コレが令和のかゆみ止め。

令和もはや6年になりました。AIを始めとするDX（デジタルトランスフォーメーション）の恩恵にあずかり、痒いところに手が届く快適な近未来の到来を感じる昨今。一方で虫たちもお盛んになる季節を迎え、ホモサピエンスの時代からその不快さを無視できない、あのアナログな悩みを思い出す頃では？　ブ～～ンと耳ざわりなあん畜生、「蚊」の存在を。

……考えてみりゃヤツらにも子孫を残すという使命があるのでしょう、百歩譲って吸血行為は博愛の心で見逃してもいいとして、その際に“かゆく”なるのはなんとかならないものか。かゆみを残さない完全犯罪（!?）であれば、こちとら命までは奪うまいに。

と、この全人類共通の悩みもついに過去のものとなるかもしれません。DXの波はかゆみ止めにも到来します。それが令和の逸品「ヒートイット」、スマホに挿して使うかゆみ止めDX（デラックス）！

え、どゆこと？　というクエスチョンマークにお答えすると、使い方は下の通り。専用アプリでモードを設定、敏感肌etc.の肌タイプと年齢を選択したのち、患部に指定の秒数（4～10秒）押し当てます。これはハイパーサーミアと呼ばれる療法の一種で、～51℃に温まった機器をあてがうことで、かゆみ・疼きを引き起こすヒスタミンの分泌を抑制してくれるのだそう。

必要なのはスマホと専用アプリのみ。ヒートイットを挿し、アプリ内で年齢や肌タイプ設定したら、あとは促されるまま虫刺され部に当てるだけ。max10秒。かゆみの元であるヒスタミンの分泌が抑えられ、悩みを解放。

アッと驚くシン・蚊対策ではありますが、発売元のドイツでは臨床試験も実施され、販売数は50万を突破、医療機器に認定されているほど。おまけに塗り薬とは根本から異なるケミカルフリーなアプローチだから、子どもでも安心して使えるってのもいいじゃないですKA！

これからは虫刺されがうずいてもスマートに解決。モスキート恐れるに足らず。ヒートイットで、今夜はかゆみをビート・イット！

17×38×8mm・5gと、実物大でこのサイズ。コンパクトさを活かして常時携行されたし。

（問）モーイット
☎ 050-1720-3137

 
※表示価格は税込み

［ビギン2024年6月号の記事を再構成］スタッフクレジットは本誌をご覧ください。