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デイパックだけじゃない!グレゴリーの表になる裏話【Vol.2ルーヌ20】
「背面こそ正面」。これは背負い心地命のバックパック作りにおける創業者ウェイン氏の格言です。本連載はその哲学を受け継ぎ、今後グレゴリーの代表作であるデイパックに匹敵するような、裏名作をお届けしていきます。
Vol.2
ルーヌ20
今回は定番好きの“グレゴリー=古きよき”という既成概念を刷新してくれるギアをご紹介。
「グレゴリーのバックパックは2つのカテゴリーに大別されます。ひとつめは『デイパック』をはじめ、長年定番として愛されるモデルが集うクラシックなシリーズ。もうひとつはハイテク技術を開発&投入したアウトドアアクティビティ用モデルで構成される、テクニカルなシリーズです。日本の服好きの間では前者の印象が強いと思いますが、実は後者こそが真の姿。そしてこの『ルーヌ20』は、まさにそのテクニカル部門で使われる最新機能を詰め込みながら、日常でも使いやすいように設計された、まったく新しいバックパックなんです」。
象徴的なのは背面の“エアークッション・バックパネル”。「これは90%以上オープンエアの3D構造メッシュを使用した次世代パッド。一般的に背面に使われるフォーム材に比べて、圧倒的に通気性に優れるうえ、圧力も分散し、吸湿発散性にも富むため冷却効果までもたらしてくれます」。
他にもフロントのジッパープルにグローブを着けたままでも操作しやすいコンフォートグリップを、左のハーネスにワイヤレスイヤホン等の収納にも適したジッパーポケットを装備。また、左側面にストレッチメッシュ地のアウトポケットを採用するなど、利便性を底上げする意匠が適所に配されています。
「山由来のノウハウをデイリーユースに落とし込むことで、自転車通勤や勤務前後のジム通いといった、今のアクティブな生活様式にフィットするバックパックに仕上がったと思います」。
山岳用バックパック由来のエアークッション・バックパネルは、とにかく通気性抜群♪気温が上昇していくこれからの時季、荷物を詰め込んで通勤しても背中が涼しく超快適!
プロダクトスペック
ルーヌ20/左右両ハーネスを繋ぐストラップの高さはミリ単位で調整可能。多層構造×多彩なポケットのW効果で荷物の仕分けも容易に。300dリサイクルポリエステル・リップストップ生地は、環境に◎なPFCフリーの耐久撥水加工済み。W30.5×H48.3×D19㎝。2 万4200円。
今作のインスピレーションの源泉である『バルトロ』は、時代を先取るテクノロジーを盛り込んだ、同社の山岳用バックの旗艦シリーズ。これまで各国のさまざまなアウトドアアワードで受賞歴もある、名品中の名品なのだ。
ルーヌブラザーズも要チェックです
ルーヌシリーズは、ルーヌ20のほかルーヌ22とルーヌ25の3サイズ展開。ご自身の荷物に合わせてベストなバックパックをチョイスしてみて。ルーヌ22/2万8600円。ルーヌ25/2万6400円。
問い合わせ先/グレゴリー/サムソナイト・ジャパン☎ 0800-12-36910 グレゴリー公式ホームページ
写真/上野 敦(プルミエジュアン) 文/黒澤正人 イラスト/新地健郎 編集/増井友則(Begin)