モノ好きが欲しがる進化系革靴は日本にこそある!! 最新号5月号「㊙MADE in JAPAN大捜査!」特集は現在発売中!
今回の特集は、「㊙MADE in JAPAN大捜査!」特集。
野茂が投~げれば大丈夫~♪と、ドジャースで背番号16が躍動。それがもはや約30年前のお話……。そして、令和真っ只中の今、大谷翔平選手が背番号17を背負って超躍動しているのはご承知の通り。お二人の背番号になぞらえるワケではありませんが、この30年間で大いなる「+1」があったとビギンは考えます。「日本で作られたモノ、それは最高の品質。そして最高に美しい」。今や世界でアタリマエに思われている、この意識こそ大いなる「+1」なんじゃない?と。都心に出れば、日本のプロダクトを求める海外の方とすれ違わない方が珍しい、くらいですし(笑)。だからこそ、さらにビギンは思うのです。今こそ、我ら日本人も今一度「メイド・イン・ジャパン」の名品を、そのスゴさを、しっかり理解すべき!と。モノ好きを自認する我らなら、なおさらでしょ? 日本人ゆえの繊細な作り、島国ニッポンの独特の美意識、今号は”日本製なぜスゴイ”を徹底的に掘り下げます。ってことで開催! 「㊙MADE in JAPAN大捜査!」時計、靴、服、日用品……et c.オールジャンルで絶対に知っておくべき”ニッポン銘品”を裏話なんかも交えながら紹介。
ということで、今回は新しい感性とたしかな伝統技術が交差するジャパンメイドの革靴を紹介です!
モノ好きなら欲しすぎる“進化系トラッド靴”は日本にこそある
常識破りの二刀流でアメリカ生まれの野球を進化させ続けるオオタニさん。多岐に亘るメイドインジャパンにあって、実はこれとまったく同じ構図に当てはめられるのが紳士靴。既成概念を取っ払ったデザインワークと、それを形にする職人技の二刀流で、欧米生まれのトラッド靴を進化させる日の丸ブランドが、昨今世の靴好きに衝撃を与えているんです。
なかでもこの二者はその筆頭。まずカルマンソロジーは、微細すぎる意匠の積み重ねで、トラッドの枠内に留めながら、新しさと美しさを落とし込む術に長けた、日本靴界の新旗手。詳細は上に譲りますが、こうしたモダンなのに普段のベーシックにも合わせやすい靴を作るのは至難の業。経験豊富なデザイナー・金子 真氏が持つ、靴作りに対する深い知見と、トラッドの守りどころと変えどころを嗅ぎ分けるセンス、それを共有できる工場との三位一体があって、初めて形にできるものなんです。
美を操るカルマンソロジーのミニマルな黒スト

一方異なるアプローチでトラッドをモダナイズするのがオリエンタル。ここは古式ゆかしいグッドイヤーウェルト製法を駆使する自社工場で仕立てたトラッド靴に、色使いの妙で令和の息吹を吹き込むのが真骨頂。あくまで紳士靴の定番型をベースに据えているからこそ、色を変えてもモダンなのに奇抜には見えない、最大公約数的な顔に仕立てられてるってわけ。
配色の魔術師、オリエンタルのパンダUチップ

他にもアメトラ靴と見まがう浅草メイドや気の利いた機能を持ち合わせたトラッド靴などをご紹介しております!気になる……!という方は、是非Begin5月号を手に取ってみてくださいね。
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ビギン編集部 アンドウ
近頃、革靴愛に目覚めつつある遅咲き26歳。日本の革靴のメッカ、浅草でオーダーメイドエンジニアブーツを作ることを夢見ているとか。