バギーとタウンクラフトで学ぶ、本物2大チェック柄
何気な~く着ているマドラスシャツとオンブレシャツ。どっちもアメリカの定番チェック柄ですが、2つの柄の背景には対照的なカルチャーがあるって知ってました?
優等生 が好んだ“極彩”柄
本物マドラスチェック
マドラスチェックはインドの高級綿織物が発祥。’20年代に米国で採用され、’60年代になるとアイビーリーグ(米国東海岸のエリート大学群)の学生たちが好んで着て、盛夏向けアイテムの定番柄に。
「本物マドラスチェック」とは?
インド・マドラス地方で天然染めされた不安定な“味”
糸を天然染めし、手織りで仕上げられるなど、インドにて伝統的な製法で作られたものこそ正真正銘のマドラスチェック。量産品とは違い品質が安定せず、色落ちやにじみも起こるが、それこそが本物の味なのだ。
1960s
アイビーリーガーが取り入れ米国で人気に
マドラスチェックはインドのマドラス地方発祥。1920年代にアメリカに紹介され、1950~’60年代になると当時としてはエキゾチックだった“極彩”柄が当時のファッションリーダーだったアイビーリーガーたちを刺激し、夏のキャンパスライフの定番に。半袖シャツだけなく、サマージャケットやショーツも愛用された。
バギーの半袖BDシャツ
名門ブランドのシャツも手掛けていた米国の工場が手掛けるブランド。印のマドラス地方で染色した糸を使い伝統の織機で織られた一枚は、サラッと軽い肌触り。経年変化も魅力。7800円。プルオーバーは8800円。(メイン)
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