旅みやげの新定番に……絶景とローカルスーパーORGINAL[山形・栃木]
円安だし、今年の休暇は国内旅行にしようかな。という人のために探しました。絶景スポット+そこで買える美味しい旅みやげ!
その土地ならではのものって、究極、地元の人に日々愛されるものだと思うんです。で、どこにあるのかと言うと、地域に根ざしたローカルスーパーなんですよね。とくに各社が開発に心血注ぐオリジナル品は、美味しいうえに安いのなんの!
よりディープな旅みやげの新定番として、周囲から一目置かれるはず♪
冬の風物詩・圧巻のスノーモンスター
絶景スポット[山形・蔵王(ざおう)]
山形に聳える蔵王連峰の特殊な気候や植生によってできる樹氷、別名スノーモンスター。美しい白銀のアートに酔いしれて。
地元民の憩いの場オリジナルキャラも人気
ローカルスーパー「エンドー」
昭和40年創業。地元野菜や鮮魚、郷土料理の惣菜を販売し、イートインコーナーも設ける。前衛的なオリジナルグッズも人気。住所.山形県山形市長町2-1-33
揚げたて再現度80%!自宅でサクフワを体験
エンドー
げそ天
イカの足を揚げたげそ天は、江戸時代から山形庶民に愛されてきたソウルフード。それを、県内で唯一専門ブースを設けて販売しているのが「エンドー」です。国内産のスルメイカを米油でサクッと揚げ、マイナス40度の冷風で急速冷凍。衣の香ばしさ、げその柔らかい歯ざわりなど、自宅でも揚げたての味わいが楽しめる。右/紅生姜味・中央/塩レモン味各1300円、左/トリュフ塩味は1400円(エンドー)
▼Editor’s Report▼
「油を感じないさっぱりした食感に驚嘆!」
[こだわりVOICE]店主・遠藤英則さん
使用する国産スルメイカは一手間かけて(企業秘密♡)柔らかく仕上げています
隠れ人気オリジナル
げそ天と人気を二分する、北欧産トラウトサーモン使用の「燻製筋子」。これを食べたらもう他の筋子は食べられない、というファンが続出しているそう。1700円(エンドー)
地下ダンジョンで聖地巡礼
絶景スポット[栃木・大谷(おおや)資料館]
大谷石を採掘していた地下採掘場跡。最深部60m、面積2万m²に及ぶ巨大な地下空間は、『キングダム』など多くの映画のロケ地としても使われた。
町おこしに積極的!鹿沼市民の台所
ローカルスーパー「八百半フードセンター」
鹿沼市を中心に展開。地域を盛り上げるため、オリジナル品の開発や地元飲食店の出店イベントなど精力的に活動。写真は貝島店。住所.鹿沼市貝島町5010-1
新名物のシウマイはふわふわ&ジューシー!
八百半フードセンター
肉シウマイ
鹿沼市、じつはあの「崎陽軒」創業者の出身地なんですって。そんな縁あって、2020年から鹿沼市が町おこしとして力を入れているのがシウマイ。同社も参画し、一年かけて開発したのがこの「肉シウマイ」です。まず驚かされるのがその大きさ。1個40gのビッグサイズで食べ応え抜群! ふわっと柔らかく肉の旨味もたっぷりで、子どもも大人もぺろっと食べられる。6個519円(八百半フードセンター)
▼Editor’s Report▼
「凄い肉感で、口の中が旨味で満たされる♡」
[こだわりVOICE]販促部・片柳雄太さん
香辛料を控えて誰でも食べやすい優しい味に仕上げました
隠れ人気オリジナル
自家配合飼料を使う地元養鶏所で作ったオリジナル卵。通常より3ポイント黄身の色が濃く、ハリやコクが豊か。「紅たまご 黄身いいね!」6個248円(八百半フードセンター)
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※表示価格は税込み
[ビギン2024年4月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。