松本パルコに待望の2号店オープン！ 未曾有のセレクトショップ「エディストリアルストア」

昨年の記事で、長野県上田市からリポートした「EDISTORIAL STORE（エディストリアルストア）」。名スタイリスト・小沢 宏さんが2022年に故郷で立ち上げた、さまざまなブランドの経年在庫を蘇らせる新感覚セレクトショップです。

「LIVESTOCK MARKET（ライブストックマーケット）」と題し、都市部でのポップアップイベントを都度都度開催してきたものの、実店舗は上田の本店のみでした。しかし来たる2月8日、同じ長野県に所在する「松本パルコ」で待望の2号店をオープンすることに！

松本パルコの最後に華を添えるべく

「あれっ、松本パルコって閉店するんじゃなかったっけ？」と思われた方もいるかもしれません。実際、1984年にオープンして以来ランドマーク的存在として親しまれてきた松本パルコは、複合的な理由で2025年2月をもって閉店することが決まっています。なぜ、閉店する施設に新店をオープンするのか？

それは、関係者たちの「長野愛」によるもの！

小沢さんは2023年の春に渋谷パルコでポップアップイベントを開催し、大盛況のうちに終了したのですが……。その際の渋谷パルコ側の担当者が社会人になりたての数年間配属されていたのが、何を隠そう松本パルコ。

かつて働いていた松本パルコが有終の美を飾ることができるように、松本パルコの館長とともにエディストリアルストアに赴き、出店のラブコールを送ったのです。

閉店までおよそ1年間の中での期間限定ショップという特異な形態ということもあり、少しばかり逡巡した小沢さんでしたが、長野を盛り上げるべく、出店を決意。

待望のエディストリアルストア2号店がオープンすることと相成ったのです。

名スタイリスト太鼓判のアイテムが一挙に

出店するのは、以前は某ジュエリーショップだったスペース。小沢さん曰く「リノベーションというよりもスクワット（不法占拠）」で、キラキラとしたあしらいをあえて活用した内装。

経年在庫に新たな価値を付与することをコンセプトとした、エディストリアルストアらしい仕様となっています。

店頭に並ぶアイテムの多くは本店と同様に、さまざまなブランドから小沢さんが集めてきた経年在庫。

ですが、今回の出店に際し、これまで作ってこなかったオリジナルアイテムも展開。店舗の内装とリンクしたグラフィックをプリントしたTシャツ（5500円）とプルオーバーパーカ（1万6500円）の2種を、本店やECに先駆けて発売します。

また、オープンを記念して2つのブランドとコラボし、「A Modern Man」と題したイベントを開催。

2月10～12日には、銀座ファイブのヴィンテージショップ「ANTIQURIOUS（アンティキュリオス）」とコラボし、エルメスのブレスレットやカルティエの時計などを販売。2月16～18日には、カシミヤブランド「BODHI（ボーディ）」とコラボし、過去のサンプルを中心に多数のカシミヤウェアを販売。

どちらも小沢さんの審美眼でもってセレクトされた珠玉のアイテムがズラリ。時間に余裕があれば小沢さんのスタイリング指南を受けることができるかもしれません。

1年限りの出店とはなりますが、松本パルコに新風を吹かせること間違いなしのエディストリアルストア。ぜひぜひ足を運んでみて！

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※表示価格は税込みです