オーバースペックが愛おしい、由緒あるミルスペックバッグ。グレゴリーのバウンダリーデイ

グレゴリー担当5年のライター［ライター黒澤］がリポート

今年でちょうど40歳。＂デイパの定番＝グレゴリー＂と脳に刷り込まれてきた世代です。＂○○タグが〜＂なんて目をキラキラさせてた10代の頃から、絶賛育児中（世界一可愛い2歳と４歳の女の子♡）の現在まで、人生の半分以上お世話になってきましたが、最近一番刺さったのがこれ。

まずグレゴリーが90年代に米軍特殊部隊用に開発を請け負った、＂スピアモジュラパックシステム＂をベースにしているという背景が◎。前面のアクセ類を装着できる＂モーリーシステム＂も、正直ほぼ使わなそうだけど（苦笑）、ベルクロで着脱可能なロゴと相まって、そんなミリタリーの遺伝子をきっちりアピッってくれそうです。

PCやタブレット用スリーブなんかも完備されてて、仕事にも確実に役立ってくれるし、27ℓというサイズ感も荷物が増えがちな子どもとの外出時にはジャスト。パンパンに詰めても背負い心地は言わずもがなだし、見た目も推す度が高いし、これ背負って一緒に遊んで「パパかっこいい♡」の声を頂戴するとします。

GREGORY［グレゴリー］
バウンダリーデイ

製法もデザインも米軍に正式採用されたスピアパックの設計コンセプトを受け継いだ、スピアシリーズの人気作。メインの1680D コーデュラバリスティックナイロンをはじめ、数多くのマテリアルがミルスペックの基準を満たしているので、耐久性も文句なし。W34×H46×D16cm。2万8600円(サムソナイト・ジャパン)

ガバっと開く大容量で目当ての物がすぐ見つかる

アイコニックなロゴはベルクロで着脱可能

荷物が安定するクロスオーバーのサイドコンプレッション

※表示価格は税込み

［ビギン2024年1月号の記事を再構成］スタッフクレジットは本誌をご覧ください。