イタリアの白スニで ワンランク上の伊達男に♪
ファッションやインテリア、家電などリサーチの毎日。そんな編集部員が「コレだ!」と思わず食指が動いたモノを厳選&リポートします!
ラクに溺れず品格を保ちたいキノシタは【イタリアのオトナ白スニ】をご紹介!
ストリートファイトが趣味のキノシタです。30歳になった自分でも、まだ戦えるのかを知りたいだけなんです。色々な戦法を試しましたが、結局スーツが一番強いですね。あ、私ナンパのことをストリートファイトと呼んでおります。そんなわけで、スーツ&革靴でナンパに繰り出したわけですが、まあ疲れる。そりゃそうだ、帰宅後スマホで歩数を見たら、1万歩も歩いてましたから。楽な私服でもワンランク上の男を演出してモテたい、と思っていたら、女は男の足元を見てるよと恵比寿で会った女性が教えてくれました。ははーん! 大人上品な歩きやすいスニーカーを買えば良いわけね。ということで注目しているのがこの2足。
まずは先月号のBB10でも紹介した「Hなクオリティ」ことブッテロ。美しい艶が特徴のベビーカーフのアッパーに、イタリア・トスカーナにある自社工場で某メゾンのOEMを請け負うハイクオリティな作り。上質な見た目で歩きやすい。これを履いておけば、服がラフでも一気に大人上品になれちゃうじゃないですか!
もう一足はなんとなく懐かしいディアドラ。学生のときは運動靴のイメージでしたが、実は由緒正しいイタリア靴。数々のアスリートに支持されたブランドですが、これはテニスシューズ由来の復刻版。ストーンウォッシュ加工などで手間暇掛けたエイジング加工が、年を食って良い味出てきたキノシタの魅力を増幅させるじゃん? ほんのり厚底が脚長効果もあって嬉しいじゃありませんか。
では早速、この2足をヘビロテし、夜の恵比寿で戦ってきます!
キメ細やかなベビーカーフで さながら革靴のような佇まい
Buttero[ブッテロ]
タニーノ
ここ数年日本では入手できなかったブッテロが再上陸。ミリタリーブーツが大人気のブランドでしたが、スニーカーでは本作がアイコニック。ヒールカップにクッションを搭載し、足に優しく歩きやすい。サイドマッケイ製法。7万2600円(ブッテロ)
ハイブランドでも使われるタフなマルゴム社製ソール
控えめなエイジング加工が無骨なダンディズムを演出
Diadora[ディアドラ]
B560 USED
元々はプロテニス選手のためにデザインされた1990年モデルのB560 OGを、ぽてっとしたラストとシルエットはそのままに復刻。そこに上品なエイジング加工を施したレトロモダンな一作。4万2900円(チンクエ ステッレ)
往年のテニスプレーヤーがこよなく愛したモデル
※表示価格は税込み
[ビギン2023年12月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。