チャーチのLAST173
これぞ英国靴の中の英国靴なのです!
古くから日本に輸入され、その名が知られてきたチャーチ。その一番の売れ筋が、英国靴の手本というべきオーソドックスな本品だ。上質革には独自開発のワックスを用いたハンドフィニッシュが施されている。グッドイヤー製法。8万2000円。(チャーチ 表参道店)
プロフィール
BRAND:チャーチ / CHURCH’S
SINCE:1873年
COUNTRY:イギリス
MODEL:コンサル
ラスト研究「LAST173」
2000年代にデビューを果たした。旧ラスト「73」をよりスマートにしたフォルムに、ラスト「100」のフィッティング感を取り入れたもの。程よく丸みのあるフォルム、大ぶりのヒールカップなど英国靴らしいエッセンスを実感できる、英国王道のラストだ。
ほんのりスクエアなトウややや幅広の履き口などは、ラスト「73」譲り。控えめな内振り形状、無理のないウエスト幅の採用で、ストレート足や偏平ぎみの足にも合う。
ラスト173の前身は、セミスクエアのラスト73
「英国靴=端正&無骨」なるイメージを象徴する存在
1940年に誕生し、チャーチがプラダ・ホールディングN.V.の傘下に入った1999年まで主力であり続けた伝説のラスト。英国靴らしい無骨さを見せつつ、微かにスクエアを帯びたトウで個性を主張していた。上は参考商品。