[4位]今月のいいモノランキング
硬派とアンニュイな気品が同居する1205の新鮮ダービー
1205のダービーシューズ
どちらかというとカジュアルなダービー靴。でもこちらのダービーはなんだか、洗練された奥ゆかしさがあると思いません!?
それもそのはず。じつは天才と呼ばれる女性デザイナー、パウラ・ジェルバーゼによるもの。彼女は英国のセント・マーチンズ大を卒業、サヴィル・ロウのテーラーで働き、自身のブランド「1205」を設立。2014年には女性初ジョンロブのディレクターに就任!というすごい経歴の持ち主。
そして契約満了によりジョンロブを退任したところで、親交のあるユナイテッドアローズの栗野さんが「1205でも靴を」と鶴の一声。こうしてできたのが、女性らしい気品漂うオーセンティックな靴。
こういうのって新鮮でしょ! ちなみに1205はフレンチワークがベースで、↓もグッドイヤー&ビブラムソール。そんな硬派な面も♂にはたまらん♡ パウラさんも栗野さんもグッジョブで~す!
ビブラムソール&グッドイヤー製法で作りは本格的!
サヴィル・ロウ生まれジョンロブ育ち
パウラ・ジェルバーゼ
アパレルメインだった1205では初となるシューズラインナップ。デザインは普遍的なダービーシューズだが、柔らかさとクリーンな印象を備えたヌバックを使い、優しげな彩りでアンニュイな雰囲気に。ただソールはボリューム感のあるレザー&ラバーソールで、男らしく履ける。このバランスが新鮮だ。グッドイヤー製法。7万9200円。
(問)ジー・エム・ティー
☎ 03-5453-0033
https://www.gmt-tokyo.com/
※表示価格は税込み
[ビギン2023年12月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。