お洒落だけでは終わらせない街⇔畑オーバーオール
漁夫から農夫へ転生した[編集部カギモト]がリポート
瀬戸内生まれなもので、長らくアウトドアといえば釣り一択だった私(今年で12年目)。ところが、連載「ベジカジライフ」の担当として、柄にもなく緑を愛する心が芽生えました。取材で畑仕事のギアの数々に触れ、同時に今まで敬遠していた「オーバーオール」のカッコよさにも開眼。
え、オーバーオールなんて男服の定番をなぜ食わず嫌いしてたのかって? その理由は至って単純。このヒゲ面ゴリマッチョがガチのオーバーオールを着ようものなら、即男臭さがトゥーマッチだから。そこで出会ったのが、畑仕事に着想を得た服作りで注目の「カイメン」。
ドイツ製のコットンキャンバス生地は丈夫で軽く、裾のボタンでテーパードに調整できるなど、ワークとお洒落のバランスがベストマッチ! 土臭さとは無縁のアイボリーカラーも相まって、街着にもいい塩梅でしょ?
ビギンの野菜担当を自称する自分にとっちゃ、これからアウトドア⇄街の新たな名“つなぎ”として着たい、もとい期待大の一着です!
Keimen[カイメン]
オーバーオール
ブランド名は「発芽」を意味するドイツ語に由来。生地やボタンなどのディテールに加え、膝をついての農作業も想定して膝部分は3枚地になっており、とにかく農業服としての作り込みようがハンパない。写真のアイボリーのほか、ベージュ、カーキ、ブラックの4色で展開。2万7500円(カイメン)
ボタンで裾をすぼめて長靴にしまい込みやすい
土が入り込むのを防ぐダブルファスナー&ボタンフライ仕様!
生REPORT
じつは人生初オーバーオール! 無事食わず嫌いを克服しました。
※表示価格は税込み
[ビギン2023年10月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。