特集・連載
馬革のみにこだわるジ・ウォームスクラフツ マニュファクチャー
お値打ちモノgram 作り手の思いが詰まることで生まれた、価格以上の価値があるもの、つまり「お値打ちモノ」。ここでは編集部が足と口コミで見つけてきた「お値打ちモノ」の数々をシェアします! この記事は特集・連載「お値打ちモノgram」#80です。
作り手の熱い思いが詰まることで生まれた、価格以上の価値があるいいもの、つまり「お値打ちモノ」。ここでは編集部が足と口コミで見つけてきた「お値打ちモノ」の数々をシェアします!
ジ・ウォームスクラフツ マニュファクチャー シティ アヴェニュー コレクション
ボストンバッグ
ボノソフトと呼ばれる、カラーリングと質感にこだわった新喜皮革謹製の新作ホースハイドを用い、内装は軽量なテキスタイルとした新コレクション。ビズトート感覚で持てる本ボストンはユニセックスな顔立ちで上品! W40×H31×D15cm。全3色。各4万7800円。
誰よりも馬革を知り尽くす作り手が手掛けるホースレザーバッグ!
ライダースジャケットやコードバンの革小物など、馬革は革好きにとって特別感を感じさせてくれるマテリアル。ジ・ウォームスクラフツ マニュファクチャーは、馬革のプロが手掛けるホースレザーアイテムオンリーのブランド。
喩えるなら、シェフ自ら有機野菜を育てて収穫、それを使って腕をふるうイタリアンのアンティパストとでも言いましょうか。そりゃウマくないハズがない。
もうひとつおまけに付け加えると、使用するコードバン&ホースハイドは新喜皮革謹製の最高品質モノ。ちなみに財布などのコードバン小物は、その製革工場と同じ敷地内にあるアトリエにて、素材から一気通貫で製作されているほどです。
このバッグはホースハイドですが、馬の胴体部分の革ならではのしなやかな手触りと柔らかさを追求し、型押しの圧力や温度を何度も試験し、製品化にいたったのだそう。マットでいて品のいいシボは、手に吸い付く気持ちよさですよ!



♯厳選された良質なホースハイド
コードバンで知られるブランドだが、今回採用したのはホースハイド。馬の胴体部分で、銀面の柔らかさを味わえるようなめしや型押しなど、各工程の処理時間を綿密に計算している。
♯シンプルで使いやすい室内
財布等の収納にジャストなジップポケットと、スマホや手帳の整理に便利なスリットポケット×2を装備。内装はカーシートにも使われる堅牢な布地を採用し、軽量化に繋げている。
♯生産はすべて国内で行う
ウォームスクラフツは、すべての製品で、日本が誇るコードバン&ホースハイドのタンナー「新喜皮革」の馬革を用いている。生産もすべて日本国内の工場にて。端麗な佇まいはそのため。
♯コードバン ♯ホースハイド ♯軽量
(問)ジ・ウォームスクラフツ マニュファクチャーBANKS(旗艦店)
☎06-4256-8588
http://cordvan.jp/
※表示価格は税抜き
[ビギン2018年6月号の記事を再構成]
写真/上野 敦(プルミエジュアン) 文/礒村真介