特集・連載
“アメカジの名品を独自技法で育成” いくら直幸さんの一生モノのキャンバストート
とことん使える一生モノ また値上げぇ~!?と、こっちが音を上げてしまいそうな昨今の日本経済……。でもしょげてばかりじゃいられない。モノ好き賢者の成功体験を聞きながら、結局得する「一生モノ」をオールジャンルで紹介します。 この記事は特集・連載「とことん使える一生モノ」#13です。
マイ定番への愛がすぎるがゆえ、“そんなことまでしちゃうの!?”な仰天テクで独自のエイジング道を追求するスーパートレーナー。行き切った御技をとくとご覧あれ。
[13年愛用]ダックディガーのキャンバストート
自らの手で「コーヒー染め」してコク深い表情に強制エイジング
米国のヘリテージバッグをオマージュした、肉厚キャンバス×レザーの骨太な逸品。現在は廃番だが、コットン素材であれば大抵どんな鞄でもコーヒー染めできる(自己責任で!)。
うっすら汚れた染めムラ&シミも渋イイ味に♡
ガッツリ使い込んだ佇まいを求めて丸ごと漬けました
ガシガシ使い込んだものの、かなりヘビーな素材なのでなかなか味が出なくて……。で、育つまで待ちきれずに強制エイジングしちゃいました(笑)。洗面台に大量のコーヒーを溜め、漬けたり揉んだり、コーヒーのカスを擦り付けたり。その結果、程よくクッタリ&いい感じのシミ汚れなど、コク深い表情に仕上がって大満足!
ライター
いくら直幸さん
レッドウィングやリバイスなど、アメカジの名品を独自技法で育成する“魔の調教師”として、ビギンのエイジング企画にたびたび登場。
※こちらのページのアイテムは、私物です。
[ビギン2023年9月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。