特集・連載
野外で描くのが楽しい! 即描き出せる携帯用の小型水彩セット
アウトドア道具について考え直そう オープンエアだし!とコロナ渦において、さらに一般的になった「アウトドア」。これだけ多くの道具&TOPICが溢れているなか、Beginが今、改めて大切にしたいのは「クラシック」なモノやコト。時間がかかってもいいじゃない、便利な時代だからこそクラシックって新鮮! この記事は特集・連載「アウトドア道具について考え直そう」#24です。
[絵を描く男の]新ルール
水彩画に挑戦
ライターの吉田さんがバイクでソロツーリングする際、いつも携行するのがご覧の携帯用の水彩セットだ。英国の名門画材メーカーのロングセラー製品で、上部の蓋をパカッと外して開くと、固形水彩絵具12色、パレット3枚が現れる構造。
蓋は筆洗い、パレットの1枚は水筒を兼ねており、小型の筆も付属するため、景色のいい場所でバイクを留めたら、すぐに絵を描けるのが気に入っていると言う。
なお吉田さんは、線がユガんだり、色がにじんだりしても全然気にせず、長くても30分でササッと描きあげるのがマイルール。不思議とそうして思い切りよく描いた絵のほうが、スマホで撮った写真よりも、後で眺めた時にツーリングの思い出が鮮やかに蘇ってくるそうだ。
誰に見せるわけでもないので下手でいい。ともかく野外で描くのが楽しいんです
[教えてくれた人]
ライター 吉田 巌さん
ポッカリ時間が空くと長年の相棒(ヤマハSR500)とともに秩父や箱根の山へ。
おっ!と思った場所で即描き出せる野外携帯用の小型水彩セット
ウィンザー&ニュートンの
プロフェッショナル水彩 ハーフパン 12色 フィールドBOXセット
W6.2×H12.4×D3.3cm。1万2210円(世界堂)
※表示価格は税込み
[ビギン2023年7月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。