特集・連載
ある鉄則を習得すれば、街でもシェルは着られるんです。
アウトドア道具について考え直そう オープンエアだし!とコロナ渦において、さらに一般的になった「アウトドア」。これだけ多くの道具&TOPICが溢れているなか、Beginが今、改めて大切にしたいのは「クラシック」なモノやコト。時間がかかってもいいじゃない、便利な時代だからこそクラシックって新鮮! この記事は特集・連載「アウトドア道具について考え直そう」#20です。
猫に小判、豚に真珠、クロゼットにシェルジャケット……。そう、山に行かないからって、この美しい機能服を家で眠らせておくのは、あまりにももったいないこと。街でも活用しない手はありません。
[山に行かなくても着る]新ルール
01.街の日のシェルは折り目正しく着る
トラッド要素を注入すればアウトドア感がマイルドに。ピークパフォーマンスのジャケット3万9600円(ピークパフォーマンスコールセンター) ブルックス ブラザーズのシャツ1万6500円(ブルックス ブラザーズ ジャパン) アヤメの眼鏡3万8500円(アヤメ)
ただ必要になるのはアウトドア風味のマイルド化です。例えばBDの始祖ともいえるブルックスのポロカラーシャツを合わせて、ジャケット感覚でシェルを羽織ってみたり。それだけでも“トラッ度”の上昇率はご覧の通り。シャツをインして折り目正しく。この鉄則さえ習得すれば、もう山でも街でもシェルが手放せなくなりますよ。
[そろそろ寿命か……と勘違いしない]新ルール
02.撥水性は取り戻す
さぁ、ではそのシェルジャケットをどうケアするかが、次なるミッション。これまでは深く考えず洗濯していた方も多いと思いますが、じつは一般的な洗剤は洗濯後もシェルの生地に残留してしまい、持ち前の撥水性が減少してしまうリスクも。
ゴアテックスウェアの洗濯に最適な洗浄成分
フレディ レックの
アウトドアウェア ウォッシュ
その点、ゴアテックスウェアの洗濯に悩む方のために開発されたこちらの洗剤は、衣類の表面に残留しにくい成分のみで作られているから、汚れだけを落として、シェル本来の撥水性を回復させてくれるんです。そろそろ寿命かも……なんて大事な相棒を手放そうとしていた方は、一度お試しあれ。300ml。2200円(藤栄)
※表示価格は税込み
[ビギン2023年7月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。