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今週発売予定のBegin最新号8月号は、「腕時計」特集です!

「店頭では、靴ではなく時計を見ます。どんな時計をしているかで、どんな生活なのか、どんな好みなのかを想像し、接客するんです」
これは、靴のインポーター 横瀬さんが話されたエピソード。スマホで時間を確認できるいま、腕時計は「時間を知る」以上に「人を知る」役割がより一層強くなった気がします。なぜその時計なのか、どうやって出会えたのか。時計との巡りあわせは、時にその人の生き様までも垣間見えるのです。
だからこそ、えげつないセンスを感じさせる愛機と出会いたい! そこでビギンは考えました。
センスがいい人は、腕時計選びの背景にも光るものがあるはずだ。話題の新作時計は、識者も認める旬をすぐに醸し出せる。進化するアクティブ時計こそ、最新鋭を知っておくべきじゃないか。映画やマンガは、じつは時計で個性を出せることを教えてくれる。
簡単に買えないものだからこそ、モノ好き、お洒落好き、時計好き(と、個性派キャラ)のうま~い時計の選び方を学ぶべきじゃないでしょうか。

題して「センスがエグい腕時計ガイド」!今回はモノ好きの方に取材した中で最も回答数が多かった【ロレックス】の時計についてちょい出しします!


ブレない審美眼を持つ目利きたちのロレックスチョイスは?

 

価値が上がった喜びよりも手に入れた喜びの方が断然上

「レミ レリーフ」のデザイナー 後藤 豊さんのロレックスは、63年製のGMTマスター。

「スポロレに憧れ始めたのは高校生の頃から。当時も喉から手が出るほど欲しかったけど、とてもじゃないけど手が出ない。その悔しさが逆に憧れを強くしたのかもしれません。その後深夜バイトで貯めたお金を握りしめて、念願叶って20歳の時に地元の時計店で出会いました。当時はただの中古のGMTと認識されておりさほどかちもなかったのですが、じつはミラーダイヤル、先端の小さいGMT針、ゴールドレター、ヒラメケースと、コレクター垂涎のレアディテールが全部入り! 結果的においしい買い物になりましたが、価値が上がったのは偶然の産物なので、初めて買った時の喜びには敵いません」

 

一見派手なコンビもグレー文字盤なら意外とシックなんです

アウターの定番「バブアー」の日本支社で営業兼PRで活躍する坂下康平さんのロレックスは、2011年製のコスモグラフ デイトナ。

「本当はSSのデイトナが欲しかったんですが、みんなが持っているモデルをあえて高い値段を出して買うのはどうなんだろうと思いまして。だったらコンビという選択肢もアリかもと考え、去年入手したのがKYG×SSのこちら。友人から『アラブの大富豪かよ』とからかわれることもありましたが(笑)、あまり見ないグレー文字盤を装着していることもあって、そこまで派手すぎず、意外とシックに着用できるんですよね。じつは青サブのコンビも持っているんですが、コンビの時計ってアクセがシルバーでもゴールドでも合わせやすく、もっと見直されてもいいと思います」

 

ヴィンテージな味とデイリーに使える信頼感を両立した”端境期”モデル

シャツ&パンツブランド「コロン」のディレクター 小峰明彦さんはロレックスのシードゥエラー、それもRef.16660、通称「トリプルシックス」と呼ばれる型の初期モデルが愛機。

「ヴィンテージロレックスの佇まいは好みなんですが、昔のプラスチック風防は傷がつきやすく、扱いにも気を使う。そこでやっぱりサファイア風防のモデルにしようかなと考えていたところ、10年前にこのモデルに出会いました。このモデルからシードゥエラーは第2世代となり、風防がプラからサファイアとなって、防水性能も第1世代より倍の1220mとなっています。でもこの2年後に出た後期モデルと違ってインデックスに縁取りがなく、夜光塗料もまだトリチウムが使われている。だからインデックスが変色していて、文字盤全体にヴィンテージな味わいがある。進化の端境期ならではのモデルですね。味のある文字盤とサファイア風防の安心感が合体したこのモデルこそ、自分が望んでいたものと即購入。以来、ずっとエースとして活躍しています」

 

 

これらの他にも、世界から注目される国産時計ブランドの名品や、個性派デザインの超レア⁉な時計まで続々登場します。続きが気になる……!という方は、是非Begin8月号を手に取ってみてください。

 

 

●Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/B0C3TT6VMP/

ビギン編集部 カザマ

時計特集を担当。母親から譲り受けたカルティエのサントスを愛用している。特集を通じて「いつか自分で時計を買いたい」と夢見始め、まずは貯金からスタートした今日この頃。

 

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