米海軍の名作ウールジャケットを軽やかシャンブレーに~
春夏秋冬、ミリタリーLOVEな[編集部ナカシマ]がリポート
春夏秋冬、ミリタリー風味のアイテムを着用しがちな私。バチッと無骨な印象になるのがいいんですかね、多分。で、推しの一つがCPOジャケット。胸元のフラップポケットがアイコニックな、米海軍の名作です。厚手ウール素材ゆえ秋冬に大活躍なんですが、春夏は絶対無理。デザイン好きなだけに惜しい~。
と思ってたら、シャンブレー素材アレンジver.がありました。米海軍にはシャンブレーシャツも支給されてたわけで、なるほど相性がいい。両ポケじゃなくて、第二次大戦ごろの初期型特有のデザインである片ポケをあえて採用しているのもわかってる。
で、羽織ってみたら、思ったよりもさらにひと回り軽〜い! なんでだろ?と思ったら「カバーリングコアヤーン」という、ポリエステルの芯にコットンを巻いた糸を使ってるのだとか。表面はコットンゆえ風合いはナチュラルなのに、中身はポリエステルゆえ着心地も軽やか、というわけなのです。ヘリテージ感も着心地も◎って、最高や〜ん!!
nanamica[ナナミカ]
シャンブレーCPOシャツジャケット
インディゴ染めしたカバーリングコアヤーンを経糸に、ヘンプとポリエステルの混紡糸を緯糸に使用したシャンブレー。シルエットを調整できる裾のドローコードもアクセントに。今どきなゆったりシルエット。6月中旬再入荷予定。3万1900円(ナナミカ 代官山)
マット仕上げで光沢を抑えた、上質貝ボタン
風合い◎なコットン100%顔なのに着心地軽~い、不思議な仕上がり
生REPORT
ガチのCPOジャケットは押し入れにしばし収納。秋冬にまた~。
※表示価格は税込み
[ビギン2023年7月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。