仕事も趣味も全力!な目利きが認めるモノ[社長のおシュミつき]vol.1
空手家の魂にさえも火を灯す超一流の柔術着
目利きな会社代表の趣味にまつわるモノをリポート! 第一回目は、ビギンがお世話になっているオン・ジャパンのコマダ氏です。
アクティブ超人[コマダ]がリポート
柔術着
こんにちは、コマダです。ビギン連載の体験リポーターとして、毎度ジムや道場に放り込まれている者です。それもこれも、僕が「あくまで趣味として」空手を30年ほど細々と続けてきたせいです。それを編集部に目をつけられたのです。そうです、ただの趣味ですよ!
喘息児だった僕が、人並みになりたいと思って始めた空手です。それがまさか「アクティブ超人」などと呼ばれ、格闘ロードをひた走る結果になるとは。まるで運命にコブラツイストをかけられているよう。
その連載第1回が、親交のある宇野 薫さんが学ぶブラジリアン柔術のへ仮入部。そのとき宇野さんが着用されていたのが、彼がディレクションする「ワンハンドレッドアスレチック」が老舗武道衣メーカー「タネイ」に別注した柔術着でした。
空手家ですが、その上質さはすぐにわかりました。宇野さんの後ろ姿から見てとれるシルエットの美しさ。三河木綿を刺し子織にした生地は、丈夫でありながら肌触りも快適。汗をかいてもストレスなく動き続けられるほど、吸湿性に優れた点。
何よりも、それを生み出したのが宇野さんだということに、格闘技を嗜む同志として深い感銘を覚えます。武道家にとって道着とは、魂に火を灯してくれる存在。それを手がけるのが、友人であり尊敬する格闘家である宇野さんであるなら、僕のような趣味格闘家であってもたぎらないわけがありません。
作り手も、手掛けた格闘家も超一流。それにファッション性を持たせたのがこれ……と。近頃はお洒落着としてか、武道衣を提案するショップもあると聞きます。今作はまさに、柔術着の枠すら超えた一着なのではないでしょうか。
ONEHUNDRED ATHLETIC×NEXUSVII.
[ワンハンドレッド アスレチック×ネクサスセブン]
柔術着
セージグリーンに染められたタネイ製の柔術着は、ネクサスセブンのデザイナー今野智弘氏によるもの。ステンシルによる両ブランドの略式表記と、ネームの上から縫い付けられたシリアルナンバー入りのタグは、ミリタリー感と所有欲を加速させる。4万9500円(宇野薫商店)
使う素材にも“超一流”をセレクト
帯の色を組み合わせたネームタグを配置
名入り帯つきの柔術着をプレゼントしてもらったのにも感動!
※表示価格は税込み
[ビギン2023年7月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。