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現在発売中のBegin最新号7月号は、「アウトドア道具」特集です! もうご覧いただけましたか?
オープンエアだし!とコロナ渦において、さらに一般的になった「アウトドア」。他雑誌やYouTubeを見渡しても、人気がゆえに情報が大氾濫。Beginでも毎年アウトドアを特集していますが、これだけ多くの道具&TOPICが溢れているなら、ここらで一度整理しよう、というのが本特集の本懐。気持ちをフラットに、あらゆるジャンルで50のルールを考案してみました。身の丈に合わずむずむずする「ラグジュアリー系アウトドア」。……違う。ちょっと小僧っぽいかな~、な「フェス系アウトドア」。……これも違う。Beginが今、改めてアウトドアを考えたとき、大切にしたのは「クラシック」なモノやコト。例えば、バブアーだって元は狩猟用なんだから山で着るのも正解。火を起こす、ランタンをつける、時間がかかってもいいじゃない。便利な時代だからこそクラシックって新鮮!と感じてもらえたら幸いです。

山でこそ語りたい腕時計〝エベレストウォッチ〞とは

天空を望む世界最高峰、エベレストへ人類が初登頂したのは、1953年。登頂した2人のうちの1人、エドモンド・ヒラリー卿が登頂時に腕に着けていた時計は、英国・スミス社の「デラックス」でした。写真の時計は、デラックスシリーズの1954年製ヴィンテージ。同シリーズにはさまざまなモデルが存在しますが、こちらはヒラリー卿が着けていた、スモールセコンド、2トーンの文字盤、アラビア文字×楔のインデックス、金無垢ケース(※卿の時計は金メッキ)という、ずばりの特徴を網羅したもの。つまり、真のエベレストウォッチなのです。

1851年にロンドンで創業し、1980年に時計メーカーとしての幕を下ろしたスミス。〝デラックス〞は、1952年に発売されたシリーズだ。なお本品は1954年製造のヴィンテージで、自動車メーカーのオースチン社が記念品として社員へ贈ったもの。そのため、裏蓋にオースチンの刻印がある。オーバーホール済み。Φ31.8㎜。手巻き。レザーストラップ。49万9000円(ウォッチギャラリー・ビッグベアー)

そんな由緒正しきエベレストウォッチ、最も過酷な環境で時を刻み続けたのだから、私たちが山登りに着けちゃいけない道理はナシ。それカッコいいね、なんて言われて背景を語れば、きっと道中の会話も弾むでしょう。何より、エベレストを制覇した腕時計を着けて山へ──だなんて、最高にロマンティックじゃあございませんか!

当時の広告ポスターにはヒラリー卿の証言が掲載

こちらの他にも、山で着るセミオーダーシャツやエベレストを初登頂した英国時計など、ジェントルマンさながらのアウトドアファッション&ギアを紹介。続きが気になる……!という方は、是非Begin7月号を手に取ってみてください。

 

 

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https://www.amazon.co.jp/dp/B0C1RXJRWP

ビギン編集部 アンドウ

時間にルーズ悪癖を正すために腕時計を探している。

 

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