しなやかで上品。しかも暑くなりすぎない。革命的光電子配合ニット
春の限界までニットを纏ってみたい[編集部ナカシマ]がリポート
好きなんですよ。肩肘張らずに上品な印象になる、ニットが。でも、あったかくなってくるとともに仕舞わなきゃいけないのが摂理。夏はさすがに厳しいだろうけど、春の限界まで着られたらなと思ってました。
そしたらこのたび、ニットの名門・米富繊維が一つの答えを出しました。それは、光電子を配合すること。光電子といえば「体の輻射熱を使うことで快適な温度へと近づける」温度調整テクノロジー。
それにコットンとカシミヤを掛け合わせることで、コットンのしなやかな肌触り・カシミヤの美しい光沢・光電子のおだやかな保温性を融合した、3シーズン対応上質ニットを編み上げたのです。
そしてさらにすごいのが、光電子にコットンカシミヤを巻きつけていること。繊維をガーッとまとめる「混紡」よりも工程が複雑になってしまうのですが、これにより肌に触れるのは天然素材だけに。だから、とっても優しい肌触りになるのです。
これぞ、デザインから縫製まで一貫して行うファクトリーブランドならではの意欲作。こんなの欲しかった!
THIS IS A SWEATER[ディス イズ ア セーター]
A3:A SWEATER IS FOR EVERYDAY.
米富繊維が手掛ける自社ブランドより。ヴィンテージスウェットを彷彿とさせる、ゆとりのあるサイズ感。いい意味で季節感のない、ライトグレーの色みもよき。セットアップでも着こなせる3型展開。プルオーバー3万7400円。パンツ4万1800円。パーカ4万1800円(米富繊維)
手間をかけて光電子をコットンカシミヤでカバーリングしている
体の輻射熱を利用し適温をキープする
今作以外にも米富繊維のニットは複数所有。お気に入りです~。
※表示価格は税込み
[ビギン2023年6月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。