キャンプグルメに! 穴あきの小型調理パンが優秀すぎる
ジ アイアン フィールド ギア「タキビパン ミニ」を焚き火台に乗せて、ステーキを焼いている様子。ちなみに、写真の焚き火台は同じブランドの「タキビイタ(TAKI BE ITA)」(Sサイズ1万1550円、Lサイズ1万7050円)。本体、五徳、ロストル、灰受けが1セットになっており、これにキャリングバッグが付属する。
肉を極上味に焼き上げてくれる、キャンプ調理用の鉄板です
2018年に誕生したジ アイアン フィールド ギア(THE IRON FIELD GEAR)は、船舶製造修理や金属加工などに取り組んできた興栄企画(2008年創業。本社:香川県丸亀市)が、それまでに培ってきた加工技術を活かし、「鉄を用いてアウトドアフィールドにおける全く新しい道具を創造する」ことを目指して立ち上げたアウトドアブランドです。
その最新作である「タキビパン ミニ(TAKI BE PAN mini)」は、たき火調理用として開発された小型調理パン。その一番のキモは、底部分に複数の小穴をうがって成形されている点です。すなわち、肉を焼く際、この小穴からおのずと余分な脂や水分が火元に落ちるため、肉がこんがりと、かつヘルシーに焼き上がるのですね。しかも、薪から出るスモーキーな香りが小穴を介して肉にほんのりと移って、結果、より香ばしい肉に仕上がるのです!
もちろんスチール製とあって熱伝導率は高く、そこに遠赤外線放射材として優秀な黒色ホーロー加工が施されているため、食材を中からジワジワ&ほっこり加熱してくれるというのも高ポイント。加えて、そのホーロー加工は技術力と安全性にすぐれた日本国内にて施されたものだけに信頼性が高く、後片づけの際には楽勝で焦げつきをサクッと取り除けるのも大助かりです。また、調理面のサイズが15.2×23.2cmと一人分を焼くのにちょうどよく、グリップを含む全長は35.6cmとコンパクトだから、ソロの登山やトレッキングにも持ち運びしやすいうえ、バックパックに収まりがいい角型なのも好評価といえましょう。
ということで「気分のいい野外にいるときこそ、最高に旨い肉を!」ってなアウトドア派グルメにとって、こんがりと焼き上がって香ばしく、ほのかにスモーキーな味が堪能できる極上の肉料理に仕上げてくれる、この「タキビパン ミニ」は、もはやキャンプ飯に不可欠な調理具なのです!
調理面の複数の小穴を介して脂や水分が適度に除かれ、同時に薪の香りが肉にほんのり添加。これらにホーロー加工がもたらす遠赤外線効果が相まって、こんがり&ヘルシーに、かつスモーキーな肉料理が堪能できるのだ。しかも、シーズニング(鉄製のフライパンなどに油をコーティングする作業)不要というのも大助かり!
「タキビパン ミニ」
素材:スチール(ホーロー加工)
調理面サイズ:W15.2×H2.3×D23.2cm
全長:35.6cm(ハンドルを含む)
重量:930g
製造国:日本
価格:5720円
問い合わせ先/興栄企画
https://tifg.jp/
※表示価格は税込み
文/山田純貴