翔ぶようにグングン走れる!! ホカ「ロケット X 2」は“走る”意欲も喚起する
「走りワザを磨きたい!」「自分の記録を伸ばしたい!」というランナーに
たとえ健康維持・増進が当初の目的だった人でも、日々、ランニングを続けるうちに「もうちょっと速く走れるようになりたい」と思うようになるのは自然のこと。そこで、多くのランナーが自分の走法に合い、走りをもっと楽チンにしてくれる、そんなランニングシューズを探し始めるワケです。
そうした“走り”に前向きに取り組んでいるランナーが注目したいのが、ホカ(HOKA/2009年、フランスにて山岳マラソン用シューズから始まったスポーツシューズブランド)が3月1日に発売した、コチラの「ロケット X 2(ROCKET X 2)」です。同ブランドの本格レース用の「ロケット X」をベースに、先端技術を集結させ、数年を費やして開発されたランニングエリートや長距離ランナーのための、この新記録用モデル。その最大のポイントは、ミッドソールに仕込まれたカーボンプレートです。すなわち、これがシューズ全体をより反り上がった形状にし、スタックハイト(つま先と踵の高低差)を上げて高い推進力を実現しているのです。
しかも、このプレートを高反発性PEBAフォームからなる2層で挟み込むことで、ホカ独自の高クッション性はそのままに、よりスピードに乗る走りを可能に。と、要は快適なクッション性を体感しつつ、同時に過度なパワーを必要とすることなくグングンと推進する、そんな走り方ができるシューズに仕上がっているワケです。ちなみに、アッパー素材として採用されているテクニカルシンセティックは軽量で、通気性にすぐれるうえ、快適なフィット感にも寄与。これもランナーにありがたいポイントです。
前述したとおり、この「ロケット X 2」は、自分の記録更新を目指しているランナー向けの高機能モデル。なので、ある程度ランニング慣れしていて、その技術にさらに磨きをかけて、より速く走りたいという人にとってうってつけの1足なんです。たしかにプライスはちょいお高めですが、快適な履き心地と派手なカラーリングも相まって、大いに“走る気”にさせてくれること請け合いです。
アウトソールは「デュラブレーション ラバー(Durabrasion Rubber™)」の採用と、独自のゾーン配置の組み合わせによって軽量化と高耐久性を実現しつつ、ランナーにすぐれたトラクションを提供する。
「ロケット X 2」
サイズ:23.0cm~29.0cm(0.5cm刻み)、30.0cm
カラー:セラミック×イブニング プリムローズのみ
価格:3万5200円
問い合わせ先/デッカーズジャパン ☎ 0120-710-844
https://www.hoka.com/jp/
※表示価格は税込み
文/山田純貴