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モノ好きの心を鷲掴みにする!
“ボディグローブ”の知っておきたい5つのこと……
米・老舗ブランドツウのビギン読者なら、ボディグローブの名前を聞いたことがあると思うけど、どういうブランドか?と聞かれるとピンとこない人も多いはず。実は、サーフィンヒストリーを語る上で欠かせない超レジェンドブランドなんです。印象的な手のロゴが示すとおり、意外と知られていない創業70年のストーリーなど、モノ好きであれば必ず知ってほしい”5つ”のことを紹介します!
POINT①
70周年を迎えた超老舗サーフブランド
ボディグローブは70年代のスーパースターでサーファーなら誰もが知るジェリー・ロペスや、スケーターからの支持も厚い伝説的スケートチームZボーイズの面々なども愛用してきた、ウェットスーツ界のキング。元々、世界初のウェットスーツブランドとしてカルフォルニアにて誕生しており、その始まりはなんと今から70年前! 80年代以降はファッションブランドとしても人気を集めていたから、横乗り好きのみならずUSモノ好きなら、“ボディグローブ”なだけに“しっかりと身にまとっておいて欲しい”ブランドなんです!
POINT②
【HISTORY】
ウェットスーツのパイオニアって知ってた?
1953年に、ウォーターマンでライフガードだったビル・マイストレルと、ボブ・マイストレルの双子がカリフォルニア・ロサンゼルスのレドンドビーチ近くに『Dive N’ Surf』というダイビング&サーフショップをLAサーファーのカリスマであるハップ・ジェイコブスから購入したのがブランドのルーツ。そこで彼らは、ラバー素材を開発していたルバテック社と出会い、顧客に向けたカスタムウェットスーツを発明。世界初となるウェットスーツブランド『ボディグローブ』が誕生しました。
同年に今では当たり前の注文用サイジングチャート(顧客に対して計測しなければいけない必要箇所が記載されたオーダーシート)を生み出すと、ボディグローブのカスタムウェットスーツはカリフォルニアのみならず全米に普及。50年代後半には軍隊や、ライフガード、企業、テレビ番組などでも続々採用されていった。また、そんなダイビング道具としての一面とは違うカタチで、世界観を確立していったのがクールなサーフブランドとしての立ち位置。60年代には、耐圧性のあるガラスビーズ入りのウェットスーツや、初のバックジップウエットスーツを生み出すなど、常に革新的な動きで業界を魅了し、他にもカラーネオプレンを試みるなど、もはやボディグローブのウェットスーツは世界中のサーファーや海好きにとって欠かせないものとなっていきました。
70年代頃まで目まぐるしくウェットスーツの進化の先端をひた走ってきたボディグローブだが、80年代以降も革新的な発明はとどまることを知らず。1980年にはネオンカラーのウェットスーツを考案し、1981年には世界初の女性用ネオプレン水着を開発。ノンジップタイプやクロスショルダージップなど、これまでになかったデザインを続々と生み出し特許も数々取得しました。まだまだ、こんなもんじゃないのがボディグローブの凄いところ。1990年には海に入っていても身体が冷えにくいチタン生地を開発し、2000年にはヴェイパーと呼ばれる耐水性の高いモデルを発表。余談だが撥水仕様のボードショーツへの着手もいち早く、マリンスポーツの発展に常に貢献してきたレジェンド級の活躍をみせました。
POINT③
【HISTORY】
超Legendサーファー達も愛用!

カリスマに愛されてきたブランドであることは、POINT①でもサラリと述べたが、ビッグウェーバーの雄グレッグ・ノールに、サーフ映画の金字塔『エンドレスサマー』で知られるロバート・オーガストなどのスタイルマスターらが愛用。1978年にはサーファーの憧れともいえるマッシュルームカットでお馴染みの超・伝説的サーファー・ジェリー・ロペスと契約。またニッチな側面では映画『ロードオブドッグタウン』で題材にもなったサーフ&スケートチーム、Zボーイズの連中もかつて皆がボディグローブに頼っていて、今でもZボーイズの創立者であるジェフ・ホーが、当ブランドのウェットスーツを着用してサーフィンに明け暮れているんだとか。
POINT④
【STYLE】
海~街まで幅広い着用が叶う!
SEA STYLE
現代でもファッションのお手本にされているかつてのカリフォルニアのアイコンたちが愛していたとなれば、サーフィンをする、しないに関わらずブランドの服をまといたくなってしまうのが男のサガ……。シンプルにロゴをプリントしているロンTは何気に一番カルチャーを感じるし、肩肘張らずに着られるから一枚は持っておきたい。ビーチへ向かうからといってあまりクラシカルに振りすぎるのではなく、モノトーンスタイルなどシンプルな装いでクールに着用するのがいいでしょう!
TOWN STYLE
ボディグローブではTシャツのみならず、スウェットパンツやスニーカーなど様々なアイテムが展開されている。ついサーフィンなどに向かう際に使いたくなりがちなスウェットパンツも、あえて街使いで利用すれば程よい抜け感を演出できる。シャツなど襟のものと合わせればより都会的な印象に。
POINT⑤
【PRODUCTS】
原点・ウェットスーツ~スニーカーまで幅広いラインナップ!

やはりウェットスーツやボードショーツはボディグローブの十八番。海でも程よくセンスを出せる、ユニークな切り替えのネオプレンの3mmフルスーツや、良い意味でイナタいリゾートテイストがたまらないボードショーツは、ともにこれからのアクティビティや旅のお供に最適。ウェットスーツ / 8万5800円、ボードショーツ / 3850円

1953年の創業時から続いている、これ以上ないほど硬派なハンドロゴがプリントされたTシャツとロンT。ウェットスーツだと胸部分の黄色いハンドロゴが、よくワッペンになっていたりするが、そんなイメージを表現したのか、Teeの黄色いハンドロゴもアップリケになっているのがグッとくる仕様だ。SWEAT / 5390円、S/S Tee / 4290円、L/S Tee / 4950円

ボードショーツのように腰部分に切り替えが施されたスウェットパンツ。ウエストゴムとドローコードで言わずもがな楽に穿ける仕様となっているのだが、ロゴプリントや、ボードショーツのファブリックを用いた異素材ミックスによって程よく洗練された印象も併せ持っているのがウリ。5390 円

名ブランドのスニーカーは間違いないけど、たまに“それどこの?”と聞かれそうなものを履きたくなる少々シャニカマな人におすすめのスニーカー。頭文字の“B”がさりげなく施されていて洒落も利いている。立体ハニカム構造のインソールでクッション性も抜群だ。シンプルなデザインが魅力のエアソールタイプも展開。各4950円
【EPILOGUE】
「BODY GLOVE」が目指すブランド像とは…?
2023年に70周年を迎えたボディグローブ。ウェットスーツのパイオニアとしてはもちろん、サーフ業界を牽引する第一人者として、この先どのようなブランドを目指すのか。創業者であるマイストレル家の一員、本国チームを率いるNick氏とJenna氏に聞いてきました!

「ブランドが70周年を迎えたことをとても誇りに思っています。引き続き、我々ならではの機能と利点を提供する革新的な製品づくりを目指すとともに、環境に優しい素材を使用し、事業に持続可能な慣行を取り入れることに注力していきたいと考えています! また、2023 年及び 2024 年にリリースするコラボレーションがあるので、コチラにも注目してほしいです! ビルとボブほど水に入ることはできないかもしれませんが、私たちは全てのウォータースポーツに情熱を傾けており、何十年にもわたって家族によって受け継がれてきた本質に従って生きています。 家族だけでなく、ボディグローブのチームにもブランドへの情熱があふれているので、 10年後の80周年が既に楽しみです!」
(問)
ボディグローブオフィシャルサイト
https://bodyglove.jp/
ボディグローブ公式Instagram
https://instagram.com/bodyglovejp?igshid=YmMyMTA2M2Y=
写真 / 若林武志氏 スタイリング / 飯塚俊氏 文 / トロピカル松村氏 ヘアメイク / 北村龍彦氏 モデル / Ricardo氏 編集 / 武井峻(BeginNEWS)