今後見られなくなるかも!? 早めに行っておくべき「日本の絶滅危惧所」4選
以前「消滅する前に行っておくべき!? 8つの「絶滅危惧所」」で今後失われる可能性がある世界の名
所にフォーカスしましたが、日本にもやっぱりありました。 行けなくなる前に、なくなる前に、尋ねておくことをオススメします!
①大雪山に囲まれた幻の橋が危ない!?
「タウシュベツ川橋梁」(北海道)
ダムの底に沈むも、水位が下がる渇水期にだけ姿を現すことから幻の橋梁と呼ばれる旧国鉄士幌線の鉄道橋。しかしその特性が原因で風化が加速。崩壊の危機に瀕している。
②平家伝説が伝わる天空の秘境が危ない!?
「東祖谷山村」(徳島)
合戦で破れ、入水したとされる平国盛と安徳天皇がひっそりと身を伏せたという伝説が残る郷。それも過疎化が進み、限界集落となってしまった。やはり盛者必衰の理か……。
③夕焼けが美しい恋人の聖地が危ない!?
「浜野浦の棚田」(佐賀)
玄界灘に沈む夕陽のオレンジ色が棚田に広がる、わずかな絶景の時間。しかしその地形ゆえに耕作には多くの労力を要し、耕作者も高齢化。徐々に、耕作放棄地が増えているのだ。
④樹齢2000年を超える太古の杉が危ない!?
「屋久島の縄文杉」(鹿児島)
一説では樹齢7000年ともいわれる、日本初の世界遺産。その不正確の理由が内部の空洞化で年輪が確認できないこと。その上で台風や豪雨などに晒され、寿命が近いとの見方も。
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[ビギン2023年2・3月月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。