ニットの洗濯と干し方について知っておいて欲しいコト
毎日のようにケアが必要な衣類のメンテ=メインは洗濯ってことで、ここでは「洗濯王子」としても名を馳せる中村さんに取材。あまりに身近すぎておざなりになりがちな洗濯&メンテのあれやこれやをお送りします。
じつはニットにはお化け干しが◎
重量が分散するから伸びにくい
一番伸びやすいのは肩&袖。なので腕の重さを他所に預ける!
ニットも伸び縮みする素材なので、洗濯ネットを使用し、乾燥機も基本的にNG。さらに平干しが理想だがスペースが正直難しいという場合も。そんなときに使いたいのが「上のように厚めのハンガーを2本使って、その一方に腕を掛ける“うらめしや~”のスタイル(笑)、これで重量を分散できるため、肩や袖の伸びを防げます(中村さん)」。参考にします。
ちなみに保管するときはコレ
収納は掛ける派!という人はこの方法をマスターすべし。単にハンガーに掛けるだけだと腕の重みによって肩&袖が伸びがちだが、これなら重量が分散される。ハンガー1本で身を受ける畳みワザに、イッポントラレマシタ。
[ 洗濯家 ]
中村祐一さん
メンテナンス達人
家業がクリーニング店だったことから洗濯の奥深さに目覚め、日本初の洗濯アドバイザーとして活躍。メディアへの出演も多数。
[ビギン2018年1月号の記事を再構成]
写真/植野 淳 文/山田純貴 間中美希子 礒村真介 黒澤正人 スタイリング/佐々木 誠