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小旅行にもちょうどいいトートはアニアリらしい機能美が◎
お値打ちモノgram 作り手の思いが詰まることで生まれた、価格以上の価値があるもの、つまり「お値打ちモノ」。ここでは編集部が足と口コミで見つけてきた「お値打ちモノ」の数々をシェアします! この記事は特集・連載「お値打ちモノgram」#66です。
作り手の熱い思いが詰まることで生まれた、価格以上の価値があるいいもの、つまり「お値打ちモノ」。ここでは編集部が足と口コミで見つけてきた「お値打ちモノ」の数々をシェアします!
アニアリ
グラインドレザー トートバッグ
ワイルドな牛シボ革のグラインドレザーシリーズより、2017年シーズンにリリースされたトート。開口部にはジップ付きのフラップが備わる。また底鋲があるので気兼ねなく床に直置きできる。ブラックホワイトを含め全6色展開。H45×H31×D17.5cm。5万5000円。
程よいコシ、味、品。ちょっといい革に機能がプラスされた、ちょうどいい鞄!
昨今のシボ革鞄といえば、ジャケットに合わせる上品なレザーバッグとの印象があるでしょう。ですが、シボ革は元々カジュアルな印象の強い粗野な革。つるっとした革に比べると、凹凸があるぶん多少キズがついても気にならないし、ラフに扱えるオトコの道具としての風格があります。
アニアリのグラインドレザーシリーズから昨年登場したこちらのトートバッグは、そんなシボ革のよさを生かした1泊2日サイズのトラベルトート。ワイルドなレザーだからデリケートに扱わなくてよく、キレイめの着こなしにも溶け込む雰囲気があります。
作りの面では両サイドに設けられたアジャスターが利いていて、荷物が少ないときはここを絞ってトップ側をすぼめておけば重心が整い持ち姿が安定します。普段使いはもちろん、旅行使いにも対応するサイズ感がちょうどいい。2017年にリリースされたモデルですが、程よい素材感がナイスで2018年にもちょうどいいトートバッグです。


#陰影のある独特なレザー
2016年に登場したグラインドレザー。染色後にまず真空乾燥させ、その後回転ドラムで縮ませて大きくシボを出し、仕上げにそのシボ山のみを手作業で削り取ったもの。独特の味がある。
#アジャスターでマチ幅を自在に
こちらがそのアジャスター。リングが1か所でなく左右に設けられているため、対称になるよう均一にテンションをかけられる。左右2か所にシンメトリーでくぼみが入り、見栄えがいい。
#左右にポケットを配置
手袋やストール、ドリンクボトルなど、ちょっとした小物を入れるのに便利なサイドポケットを装備。日本のブランドらしく、デザインだけでなく使い勝手にもしっかり配慮されている。
#ワイルドな質感 #1泊2日 #モノトーン
(問)プルーム
TEL.03-5793-3224
http://www.aniary.com/
※表示価格は税抜き